紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

36ぷらす3(金の路) 乗車券・特急券・グリーン券【JR九州株主優待割】

 

博多から長崎までの、特急36ぷらす3の乗車券・特急券・グリーン券の一葉券です。

JR九州の鉄道株主優待券を使って購入しているため、運賃・特急料金・グリーン料金がそれぞれ5割引になっています。

 

特急36ぷらす3の月曜日は、博多~長崎間を往復運転する金の路コースとして運転されます。長崎本線経由の特急かもめ号と同じルートを走行します。

36ぷらす3のコースの中では唯一の往復運転で、午前発の博多→長崎と午後発の長崎→博多でそれぞれ片道ずつの発売となっています。

 

乗降ができる途中停車駅は当初は佐賀駅だけでしたが、のちに肥前浜駅が停車駅に追加されています*1肥前浜駅では長い停車時間を利用して、肥前浜宿の散策ツアーに参加することもできました。

 

 

記念乗車証を兼ねた冊子は、博多駅を発車してから暫くして配布されたと記憶しています。

3号車ビュッフェにあるスタンプと、佐賀駅に設置されるスタンプをそれぞれ押すことができます。

 

なお、この冊子は長崎行き・博多行きで共通となっています。

 

長崎駅に到着した36ぷらす3

通常の特急かもめ号で約2時間いくかいかないかの距離を、36ぷらす3では倍以上の時間をかけて走行します。

長崎発博多行きの場合は長崎行きに比べて1時間ぐらい所要時間が短くなっています。

 

2022年9月に長崎本線肥前浜以南の区間の電化設備が撤去されるのに伴い、36ぷらす3の現行の博多~長崎間の金の路コースは9月19日の運転をもって運行を終了すると発表されています。

そのため、上の長崎駅で撮影した36ぷらす3の787系の写真も、西九州新幹線開業後では見ることができない光景になります。

 

2022年10月以降の月曜日ルートは新ルートでの運転になると発表されています。

この記事を書いている時点では発表前となっていますが、私は電化設備が残る佐世保方面になると予想しています。

*1:佐賀~肥前浜間のみの乗車は不可

美深駅 北の大地の入場券

 

美深駅の北の大地の入場券です。

 

美深駅の分は、美深駅の中にあるきっぷ売り場で発売しています。営業時間が夕方までなので、訪問時間に気を付ける必要があります。

 

美深駅の駅舎。駅舎上部には美幸の鐘がある

美深駅は中川郡美深町にある宗谷本線の駅です。普通列車のほか、特急宗谷・特急サロベツが停車します。

 

1964年から1985年までの期間で美深駅から美幸線が分岐していて、仁宇布駅までを結んでいました*1

現在、美幸線の廃線跡の一部がトロッコ王国美深が運行するエンジン付きトロッコで走ることができるそうです。

 

美深駅の駅舎の上には美幸の鐘が設置されていて、これは廃止された美幸線を偲んで作られたものだそうです。駅舎の2階部分には、美幸線資料館が入居しています。

*1:本来であれば北見枝幸駅が終点となるはずだったが、仁宇布~北見枝幸間は未成線となっている

香椎駅 普通入場券

 

香椎駅の入場券です。MV30の熱転写印字のマルス券となっています。

なお、現在は香椎駅にMV30は現存せず、感熱印字のMV50に置き換えられています。

 

香椎駅の3代目となる駅舎

香椎駅は福岡県福岡市東区にある鹿児島本線香椎線の駅です。JR線における福岡市東区の中心駅となっています。

鹿児島本線の快速列車と、一部の特急ソニック特急きらめきが停車します。

 

現在の香椎駅は1996年から使われている駅舎で、中に商業施設が入居しています。

ホームは鹿児島本線ホームが電化、香椎線ホームが非電化となっていましたが、2019年ダイヤ改正から蓄電池電車BEC819系が香椎線で運行を開始するのに伴い、香椎線の構内だけ交流電化*1されました。

 

駅前広場整備後の香椎駅駅舎

2019年頃から駅前広場が整備され、駅舎にも変化がありました。

駅舎と広場に高低差が出来、駅の入口は香椎宮を模した屋根が付けられました。

 

香椎駅から駅前の道路を西に進むと西鉄貝塚線西鉄香椎駅があり、香椎宮香椎駅から南東方向に位置しています。香椎宮香椎駅から歩いて行けなくはないのですが離れていて、最寄り駅も香椎線香椎神宮駅となっています。

*1:蓄電池電車の充電用の架線

名寄駅 北の40記念入場券

 

名寄駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

名寄駅のものには、旭川運転所のキハ40形700番台が描かれています。

延命工事を施行していない車両で、2019年11月の時点では旭川に8両在籍していたそうです。

名寄本線へのH100形の投入で徐々に数を減らしていき、現在は旭川にキハ40形700番台はいなくなっているようです。

名寄駅 北の大地の入場券

 

名寄駅の北の大地の入場券です。

 

名寄駅の分は、名寄駅のみどりの窓口にて発売しています。窓口の営業時間が夕方までなので、訪問する際は時間に注意する必要があります。

 

雪に覆われた名寄駅

名寄駅は名寄市にある宗谷本線の駅です。

特急停車駅で、普通列車の大半以上が名寄駅で系統分割されています。

また、宗谷本線は名寄以南が高速化改良工事が行われていて、この駅を境に最高速度が変わります。

 

かつては名寄駅から紋別を経由して遠軽までを結ぶ名寄本線や、雨竜郡を経由して深川までを結ぶ深名線がそれぞれ分岐していましたが、いずれも廃線になって宗谷本線だけの駅となっています。

 

旭川始発の稚内行き普通列車(2両編成)で訪問しています。名寄駅で後ろの車両を切り離すためしばらく停車するので、その時間を使って入場券を購入しています。

入場券の裏面に描かれている「キマロキ編成」は昔使われていた雪かき車の編成で、名寄駅を旭川方面に列車で進むと左手の車窓から見ることもできます。なお、冬季は青ビニールに覆われています。

大阪南→新門司(2便ファーストS・フェリーきたきゅうしゅうⅡ) 名門大洋フェリー乗船券

 

大阪南港から新門司港までの、名門大洋フェリー下り2便の乗船券です。

 

名門大洋フェリーは大阪南港と新門司港を毎日2往復運航していて、この時に乗船したのは新門司港行きの下り2便です。

 

この時の乗船では、ファーストSの個室を利用しました。乗船券の等級の所には「1st-S」と記載されています。

 

フェリーきたきゅうしゅうⅡのファーストS個室

ファーストS個室は1人用個室で、個室内にはベッドとテーブル、テレビ、洗面台といった設備があります。テーブルの所にコンセントもあるので、スマートフォンの充電等も可能です。

扉は鍵が掛かるようになっていますが、鍵はアナログタイプのもので乗船時に案内所で受け取り、下船前に返却する必要があります。

ファーストS個室は船体の内側に位置しているため、個室内には基本的に電波が入ってきません。

 

値段はツーリストに比べれば高く設定されていますが、よほどの繁忙期でもなければ新幹線よりは安い価格になっています。

 

乗船したフェリーきたきゅうしゅうⅡ

乗船したのは、2015年に就航した「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」です。

 

姉妹線の「フェリーおおさかⅡ」と共に2便で使われていましたが、2021年と2022年に新造船の「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」が就航するとこれらの船が2便に使われるようになり、現在では1便で使われるようになっています。

新快速(A)4号 Aシート指定席券

 

新大阪から大津までの、新快速4号の指定券です。

 

 

e5489のチケットレス指定席券で予約・購入し、指定席券売機で発券したものです。

Aシート指定席券なる切符と指定席券の2枚が発券されます。

 

 

京阪神東海道線山陽本線を走る新快速で、2019年3月16日から4両編成の223系のうち9号車にあたる車両を2編成だけ改造し、3ドアから2ドアにした上で座席をリクライニングシートに換装させ、有料座席サービス「Aシート」として営業を始めました。

 

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当初は全席自由席として運用し、着席した時点で料金が発生するようになっていました。

 

2020年12月からは試験的に1番から3番までの列(12席)を指定席として設定しました。指定席料金は840円ですが、e5489のチケットレスを使えば600円で購入できました。

マルスシステムに指定席を設定するにあたって列車名が必要になるのですが、列車名はそのまんま新快速が使われました。それにAシートを意味する(A)が後ろに付いたんだと思います。

 

Aシートの指定席区画には「指定席」と書かれた枕カバーリネンが使われる

座席自体はリクライニングシートで全席肘掛部分にコンセントが付いたもので自由席区画と同じものですが、枕カバーリネンの色が異なっています*1。指定席区画の座席には緑色のリネンで「指定席」の文字が書かれています。

 

新快速のAシート指定席は延長の度に座席数が増えていき、2022年3月のダイヤ改正以降は自由席がなくなってAシート全ての座席が指定席となりました。

*1:自由席:白、指定席:緑

こだま727号 ぷらっとeプラン乗車票(グリーン車用)

 

名古屋から新大阪までの、新幹線こだま727号のぷらっとeプラン乗車票です。グリーン車用を利用しています。

JR東海ツアーズが発売している、ぷらっとこだまの商品をネットで購入し、駅の指定席券売機で受け取ったものです。

 

地紋はJR東海のものになり、券面左上に「海契」と印字されるようになっています。

 

 

東海道新幹線こだま号を利用した割引は、EX予約やスマートEXのEXこだまグリーン早特EXこだまファミリー早特がありますが、これらの商品はゴールデンウィーク・お盆・年末年始の繁忙期は設定除外日があり、利用できない日があります。私が乗車しようとした日も設定除外日で利用できない日になっていました。

ぷらっとこだまに関しては設定除外日がなく通年利用ができますが、繁忙期は値段が上がるようになっています。

 

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以前はJR東海ツアーズ地紋のマルス券が郵送されてきていましたが、いつからか新幹線乗車駅の新幹線専用改札口付近にあるJR東海指定席券売機で受け取る方式に変更されていました。

指定席券売機で受け取る場合、乗車日7日前から受け取りが可能となっていて、それより前には受け取れないようになってます。

一方でJR東海ツアーズの店舗では乗車日1ヵ月前からの受け取りができるようです。

 

 

指定駅券売機で受け取ると、EX予約やスマートEXの商品を切符で受け取った際に発券されるご利用票っぽいやつが出てきます。

これはドリンク引換券も兼ねていて、東海道新幹線各駅の指定売店で人数分のドリンクと引き換えができるようです。このことをすっかり忘れていて結局引き換えていませんでした。

なお、こだま号には車内販売がありません。

 

N700S充当のこだま727号。一部列車は車種がN700Sに固定されている

この時乗車したこだま727号には最新型のN700Sが充当される列車でした。

東海道新幹線の一部列車は車種がN700Sに固定して運転されていて、こだま727号もN700S固定で運転する列車です。

 

N700Sのグリーン車

運用がN700Sに固定されているのを利用して、N700Sのグリーン車に乗ってきました。

N700のグリーン車座席に色々と改良を加えていますが、座り心地に関しては好みが分かれるのかなと感じました。

 

N700Sのロゴマーク

名古屋から新大阪まで新幹線の各駅に止まっても1時間ちょっとで着いてしまうので、グリーン車利用だとちと物足りなさを感じました。

機会があれば東京~名古屋・新大阪間のこだまグリーン車乗り通しもやってみたいものです。

名探偵コナン駅 記念入場券

 

名古屋鉄道と劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」とのタイアップ企画「名探偵コナン 緋色のMEITETSUトレインラリー」にあわせて発売された、名探偵コナン駅記念入場券です。

 

名探偵コナン駅の下に(江南駅)と書かれていて、名鉄犬山線江南駅で発売されていたものです。2021年4月14日から同年6月30日まで発売されていたようです。

 

磁気の端末券になっていますが、券面に

  • 自動改札機はご利用できません

と書かれており、実利用するには有人改札を通る必要がありました。

 

名探偵コナン駅仕様になっていた江南駅駅舎

江南駅は愛知県江南市にある名鉄犬山線の駅で、全列車が停車する駅となっています。

タイアップ期間中は、駅の西口の駅名看板が「名探偵コナン駅」仕様に変わっていました。

 

駅舎の中や自動改札機にも、至る所にコナンのラッピングが施されていました。

 

名探偵コナン駅となった駅名標

改札内のホーム上も、駅名標のうち1つがコナンが描かれたものになっていました。

江南駅の英語表記がKŌNANとなるため、コナン駅に選ばれたんじゃないかなと。

 

なお、この駅名看板と駅名標はキーホルダー化もされていて、江南駅で発売していました。

 

 

余談ですが、名鉄江南駅がコナン駅となっていた期間中は、日本国内にコナン駅が2つあるという状態になっていました。

 

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鳥取県にある山陰本線由良駅にもコナン駅という愛称が付けられており、こちらは名探偵コナンの原作者青山さんの出身地ということで、駅にコナン駅と書かれているのを始め、駅周辺にコナンの登場人物のブロンズ像が立ってたりします。

豊橋→神宮前 特別車両券

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豊橋から神宮前までの特別車両券ミューチケットです。

 

豊橋駅名鉄の券売機で乗車日前日に購入したものです。

乗車する車種が名鉄1200系パノラマsuperで、1号車豊橋寄りにある展望席を指定したのですが、券面には特に反映されていません。

 

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乗車した快速特急新鵜沼行きのパノラマスーパー

乗車したのは豊橋新鵜沼行き快速特急で、名鉄1200系パノラマsuperが充当されていました。

6両編成の一部特別車で、豊橋寄りの2両が特別車、残りの車両が乗車券だけで乗車できる一般車となっていました。

 

展望席は豊橋側先頭車だけとなっていて、豊橋行きは前面展望、名鉄岐阜新鵜沼方面行きは後展望を見ることができます。

 

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パノラマスーパーの展望席

パノラマsuperの展望席はシアター状の座席配置となっていて、前にいくにつれて床の高さが低くなっていくので後方席からでも展望を楽しめるようになっています。

なお、展望席はハイデッキ構造で天井高さに余裕がないためか、荷物棚は設置されていません。

ホームライナー浜松3号 乗車整理券

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東海道本線を運転しているホームライナー浜松3号の乗車整理券です。

ライナー停車駅の券売機で購入することができます。また、青春18きっぷとの併用も可能となっています。

 

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自由席として運転されるホームライナー浜松3号

静岡地区を運転するホームライナーは以前は座席指定制だったのですが、コロナ禍以降のいつ頃からか座席位置を指定しない定員制の自由席として運転するようになりました。

そのため、乗車整理券の券面でも本来座席番号が書かれるであろう箇所が不自然な空白になっています。

 

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ホームライナー浜松3号に使われる373系

ホームライナー浜松3号は、沼図から浜松までを運転するライナー列車です。373系の6両編成が使われていて、車内は自由席となっていました。

 

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浜松駅からは豊橋行き普通列車として運転されていた

終点の浜松駅からは豊橋行きの普通列車に化け、そのまま豊橋駅まで乗り通すことも可能でした。

リクライニングシートに運賃だけで乗車できる所謂乗り得列車ですが、同時に料金不要の普通列車になるので乗客も浜松駅から一気に増えていました。

 

2022年のダイヤ改正以前は毎日運転の列車でしたが、ダイヤ改正後は静岡地区のホームライナーが全列車平日のみの運転に変更されました。

そのため、現在では土休日にホームライナー浜松3号を使って静岡県を横断するという手段が使えなくなっています。

伊豆箱根鉄道のJR連絡座席未指定券(常備券)

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大場から小田原までの座席未指定の特急券です。

 

2021年のダイヤ改正から特急踊り子号の料金体系が変わり、普通車は自由席の設定がなくなって全車指定席に、伊豆箱根鉄道区間でも特急料金が必要になるといった変化がありました。

それと同時に、修善寺発着の特急踊り子号の常備券の特急券伊豆箱根鉄道地紋に変わったり座席未指定券が設定されました。

 

 

2021年ダイヤ改正以前の修善寺発着の特急踊り子号は、伊豆箱根鉄道区間では特急料金が発生していなかったため常備券の地紋がJR東海のものが使われていましたが、それが伊豆箱根鉄道区間でも特急料金が発生するようになったためか地紋も変更されています。

 

伊豆箱根鉄道では特急停車駅で特急券等の発売を行っていますが、修善寺駅マルス端末が設置されているのでマルス券で、それ以外の三島田町・大場・伊豆長岡・大仁の各駅ではJR連絡の特急券は常備券で発券されます。

座席未指定券の場合、座席を電話で確保する必要がないため、発券まで時間はかかりませんでした。

 

なお、伊豆箱根鉄道区間内のみの利用でも特急料金200円がかかります。

この区間内のみの乗車だと座席の指定ができないため、座席未指定券が発売されます。その座席未指定券が硬券で発売されているようです。

 

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この時はJR区間は休日乗り放題きっぷ*1を使っていたため、伊豆箱根鉄道区間の乗車券は別途券売機で購入しました。

 

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修善寺発着の特急踊り子号に使われるE257系2500番台

修善寺発着の特急踊り子号には、房総半島方面で使われていたE257系500番台をリニューアルしたE257系2500番台が使われます。

5両編成で、これは従来の185系と同じ両数となっています。

 

熱海駅では伊豆急下田発着の編成と併結し、熱海から先は14両編成で運転します。

*1:特急券の購入で特急列車に乗車可能

休日乗り放題きっぷ

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JR東海が発売している、静岡地区のJR線が乗り放題になる休日乗り放題きっぷです。

豊橋駅JR東海ツアーズの窓口で購入したため、プリカット紙となっています。

 

フリーエリアは以下の通りです。

フリーエリアの普通列車普通車自由席に乗車できますが、特急・急行・グリーン席・指定席・ホームライナーは別途料金やグリーン券、乗車整理券を購入することで併用することができます。

但し、特急券急行券に関しては新幹線との乗継割引が適用されていないものに限ります。

東海道新幹線寝台特急に関しては休日乗り放題きっぷでは一切利用できません。

 

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静岡地区の普通列車。基本的にロングシート車が使われる

この時は豊橋から熱海までの日帰り往復で利用しました。

静岡地区の東海道本線は基本的に普通列車だけが走っていて、休日乗り放題きっぷ利用時は基本的に普通列車利用となります。臨時で特急や急行が運転される時もあり、その時は乗車券として利用できそうです。

 

静岡地区の普通列車は基本的にロングシート車が使われますが、2022年3月からは元セントラルライナーとして使われていた313系が静岡に転属してきた関係で、転換クロスシート車が使われる列車が出てきています。

なごや特割2土休日

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名古屋鉄道豊橋~金山・名鉄名古屋間で設定している、なごや特割2です。

なごや特割には平日版と土休日版があり、後者の土休日版となります。

 

豊橋名鉄名古屋間の割引した片道乗車券を2枚セットにして発売しているものです。

平日版は全ての日で利用ができますが、土休日版は土曜日と休日の運行日にしか利用できないという制限があります。その代わり、販売額は土休日版が安く設定されています。

 

豊橋~名古屋間にはJR東海東海道本線名鉄名鉄名古屋本線が並走していて、競合関係にあります。そのため、双方共に割引切符を出して対抗しています。

 

JR東海豊橋往復きっぷ(名古屋市内発)・名古屋往復きっぷ(豊橋地区発)という利用日当日限りの往復割引きっぷを出していますが、こちらは新幹線変更券を買い足すことで東海道新幹線の自由席を利用することもできます。

 

一方の名鉄はなごや特割ですが、こちらは有効期間が変わっていて発売月の翌月の1日まで有効となっています。そのため、月の初めに買うと最大で有効期間が1ヵ月にもなります。有効期間という点で有利なので、日付を跨ぐ往復ではこちらに軍配が上がる感じです。

 

当初から名古屋~豊橋間の往復利用をするつもりで、JRと名鉄で比較しましたが、豊橋で一泊するため有効期間で有利ななごや特割の利用に至りました。

ひのとり7列車(プレミアムシート) 特急券・特別車両券

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大阪難波から近鉄名古屋までの、特急ひのとり7列車のプレミアムシート利用の特急券・特別車両券です。

 

近鉄特急「ひのとり」は2020年3月14日から運行している近鉄80000系電車の愛称ですが、駅や列車内の放送でもあたかも列車名みたいに扱われています。アーバンライナーの後継車両として、大阪難波近鉄名古屋を結ぶ名阪甲特急*1に投入されました。

 

券面には「ひのとり」のシンボルマークと、プレミアムシート利用を示す「プレミアム」の印字があります。

「ひのとり」乗車には、特急料金の他にひのとり特別車両料金が必要となります。これはプレミアムでもレギュラーでも必要となっています。券面でのレギュラーとプレミアムの区別は、「プレミアム」の印字の有無で行っているようです。

そのため、名阪乙特急*2で使われるアーバンライナーに比べてやや高めになっています。

 

この時は事前予約なしで大阪難波駅の券売機で購入しました。運よくプレミアムシートの1人掛け席を取ることができました。

 

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近鉄80000系の「ひのとり」

「ひのとり」は6両編成か8両編成のどちらかが使われていて、両先頭車両がプレミアムシート車両、中間車両がレギュラーシート車両となっています。

 

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「ひのとり」のプレミアムシート

プレミアムシートは1列+2列の配置となっていて、バックシェルタイプのリクライニングシートが並びます。座り心地はそこいらのグリーン車よりも快適でした。

バックシェルはリクライニングの最大角度までを覆う形になっているため、背もたれを倒しても後ろに全く影響しないようになっています。レギュラーシートもバックシェルタイプになっています。

 

車内販売が行われない代わりに、両先頭車両のプレミアムシート車両デッキにはカフェスポットがあり、炊き立てコーヒーや軽食、「ひのとり」グッズ等を自動販売機で購入することができます。

*1:停車駅の少ない速達列車

*2:停車駅が多めの列車