紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

筑後船小屋駅 普通入場券

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筑後船小屋駅の入場券です。
この頃から九州新幹線各駅にある指定席券売機でも入場券が購入できるようになりました。

実際に使っているので、自動改札に通した際に

-7.29 11:34 船小屋 入場

と、駅名から「筑後」を省いて印字されています。


元々は無人駅な船小屋駅で、「船小屋」で被る駅は日本のどこを探してもないので、これでよしと判断されたのかもしれません。

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在来線側から見た筑後船小屋駅

 先も述べた通り、元々は無人駅の船小屋駅として存在していました。それを新幹線開業を期に500メートルほど南に移転し、駅名にこの辺り一帯の旧国名の「筑後」を付け足して、今の筑後船小屋駅になっています。なお、駅のある所在地も筑後市なので、市名から来ているのもあるかもしれません。

今でこそ新幹線駅として存在するのですが、計画段階では船小屋は工事区画の区切りというだけで、駅設置の予定はなかったそうです。
…ですが、とある議員が「せっかくだから、俺はこの船小屋駅を選ぶぜ!」みたいな感じで新幹線駅を誘致した結果、駅設置が決まったそうです。反対意見もあったそうですが…。

筑後船小屋駅にはさくら号が上り2本、下り1本が停車する以外は各駅停車のつばめ号のみが停車します。在来線は快速停車駅となっていますが、特急列車は通過します。
割と恵まれた停車駅となっているのですが、私が最後に行った時は駅の周りには公園以外に何もない状態だったと記憶しています。船小屋温泉も少し離れた所にあり、歩いて行くには少し遠い距離です。

新幹線の利用は…まあ、やっぱり低迷しているようです。
市街地から離れているというのもありますし、新幹線の料金が高いというのが第一でしょうか。博多までだと九州ネットきっぷや日帰り2枚きっぷを使えば特急感覚での利用が一応できるといったところです。

のちに筑後船小屋駅のすぐ近くにHAWKSベースボールパーク筑後が竣工し、そこの最寄り駅となっています。そこで試合が行われる際は、多くの利用があるそうです。