通常の片道運賃は2,500円で、JR九州の博多〜長崎の4枚きっぷ1枚当たりの値段や、九州ネット早特の価格と同じになっています。
当然ながら、特急かもめ号とは競合関係にあります。所要時間では特急かもめ号が、運賃面では九州号が優位に立っているといった所です。
降車停留所の表記で気付いた方もいらっしゃるでしょうが、博多バスターミナルではなく博多駅前になっています。
福岡行きの九州号は博多バスターミナルには乗り入れずに、博多駅博多口の西日本シティ銀行前の路上の停留所が終点になっています。屋根とかはないので、雨が降ってる時とかは傘がないとエラい目に遭います。
なお、長崎行きは博多バスターミナル3階を起点としています。
運行は九州急行バスが行っていますが、九州急行バスはこの九州号の路線しか持ってないです。
まあ、そもそもがこの九州号を運行する為に作られたような会社ですし…。
九州号は基本的にトイレ付きの3列シート車が使われ、車内は自由席となっています。ただし、乗車前に時間指定をする必要がある、予約定員制の路線となっています。
系統も色々とありますが、大波止経由のスーパーノンストップ便が一番所要時間が短いです。
嬉野や福岡空港を経由する便もありますが、それに乗ると殆どの場合が後続のスーパーノンストップ便に高速道路上で追い越しされます。
ランタンフェスティバル期間中や多客期などは、スーパーノンストップ系統を中心に続行便が設定されます。続行便はトイレなしの4列シートでの運行になります。
