紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

ひかりFINAL号 座席指定券


ツアーで運行された急行ひかりFINAL号の座席指定券です。国鉄地紋になっています。
指定券というよりも、乗車証のような感じでした。

さて、なんで東海道・山陽新幹線でも使われるひかりの愛称がこんなところで使われたのかといいますと、元々「ひかり」という愛称は東海道新幹線が開業する前は、九州を走る準急・急行列車に使われていました。
博多・門司港〜大分〜熊本・西鹿児島区間で運転していたそうですが、1964年の東海道新幹線開業により愛称を新幹線に譲っています。
愛称を譲った後は、系統分割をした上で博多・門司港西鹿児島の「にちりん」と、博多〜大分〜熊本の「くさせんり」に改称しています。


急行ひかりFINAL号は博多から熊本を経由し、大分までの経路で運行していました。
熊本から大分の区間がかつて走っていた急行ひかりのルートの一部となっています。

車両はキハ65・58と国鉄色キハ66系を連結した4両編成で、写真のキハ65・58は急行ひかりFINAL号の運行を以って引退しています。