2014年3月22日から、西鉄太宰府線を走る観光列車として、「旅人(たびと)」が走り始めました。
それを記念して、西鉄福岡(天神)駅で1000枚限定の記念乗車券が発売されました。
台紙自体が往復分の切符になっています。切符のように見える部分もありますが、台紙に印刷してあるものです。
利用する際は、有人改札にて改札印を押してもらいます。復路の太宰府駅入場の時点で上の画像のような状態になります。
販売額は福岡〜太宰府間の往復運賃と同じ780円となっていました。
台紙を広げると、「旅人(たびと)」の車両の部分が仕掛け絵本のように飛び出てきます。
太宰府観光列車「旅人(たびと)」の3号車にはスタンプ台があり、そこには記念乗車証も備え付けられています。
「旅人(たびと)」は主に西鉄天神大牟田線の特急で使われる8000形を改造した専用の車両が使われます。西鉄としては初の観光列車となります。
愛称となった「旅人(たびと)」は、歌人・大伴旅人(おおとものたびと)から由来しているそうです。
朝に福岡発太宰府行き急行として太宰府まで運転され、その後は太宰府線内の普通列車として平日は10.5往復、土日祝日は13.5往復運転されます。
実際に初日の「旅人(たびと)」に私も乗ってきました。
朝一番の急行は混むのが分かりきっていたので、15時台の普通列車に使われている列車に乗車しました。
ただ、やはりというか、太宰府線内完結の列車だと全区間が10分にも満たないので物足りなさはありました。ある程度の時間で乗っていたいなら福岡(天神)発の急行を使うといいかもしれないです。