久留米から熊本までの、新幹線さくら555号の新幹線グリーン料金券です。
himatsubushi2.hatenablog.com在来線のグリーン料金券は結構前に紹介しましたが、今回は新幹線のものです。
指定料金券の制度があるのはJR九州とJR北海道(あと、名称は違えど似たような制度のあるJR四国)だけで、その中でも新幹線が通っているのは2014年現在でJR九州だけです。
九州新幹線自体は2004年に新八代以南が部分開業していますが、この時点では車両が普通車のみの800系だけでグリーン車の設定はありませんでした。
九州新幹線にグリーン車が設定されたのは2011年の全線開業に伴いN700系がデビューしてからで、新幹線グリーン料金券もこの時から発券されるようになりました。
この時は、九州新幹線2枚きっぷと併用しました。
博多から熊本まで通しで乗るとグリーン料金が上がる(2,000円になる)ので、ギリギリ1,000円圏内に収まる新鳥栖から熊本までで利用するつもりでいました。
しかし、最も近い時間のさくら411号は800系モノクラス編成でグリーン車の設定がなく、グリーン車のあるN700系で運転するさくら555号は新鳥栖駅通過。
新鳥栖駅からグリーン車に乗ろうとすると1時間ぐらい暇を持て余す必要があったので、新鳥栖から久留米までさくら411号の自由席で移動し、久留米から熊本までさくら555号のグリーン車に乗るということで妥協しました。
久留米から熊本までは在来線特急時代は50分ぐらいかかっていた区間でしたが、新幹線さくら号だと途中新玉名に停車しても30分かかりません。
速くなった半面、グリーン車に乗車する時間も短くなっているので、少々物足りなさを感じました。