紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

渡島鶴岡→知内 乗車券


渡島鶴岡から知内までの乗車券です。両駅とも現存しない駅です。

渡島鶴岡駅江差線の駅で、2014年5月12日の江差線木古内以西の廃止と同時に廃駅となっています。
2014年3月15日から廃駅までの間は、北海道の中で最も南に位置する駅でした。



一方の知内駅は海峡線の駅で、2014年3月14日を最後に旅客営業を終了し、信号所に格下げされています。
元々は海峡線の開業時に新湯の里信号所として開設したものを旅客駅化した駅で、2014年3月15日からは再び信号所に戻っています。
なお、松前線があった時代には渡島知内駅がありました。海峡線の知内駅とは距離が離れていたそうです。


渡島鶴岡駅と知内駅ですが、運賃片道260円からわかるように距離としては大して離れていませんが、渡島鶴岡駅普通列車5往復、知内駅に至っては特急列車が2往復*1しか停車せず、両駅間の移動にはかなり制約がかかっていました。

参考までに知内駅営業終了以前のダイヤで両駅間を移動するには、

・渡島鶴岡→知内
渡島鶴岡7:50発(普通)→木古内7:54着/8時47分発(S白鳥22号)→知内8:55着
渡島鶴岡14:09発(普通)→木古内14:13着/16:32発(S白鳥40号)→知内16:39着

・知内→渡島鶴岡
知内9:38発(白鳥93号)→木古内9:46着/11:48発(普通)→渡島鶴岡11:52着
知内20:02発(S白鳥31号)→木古内20:09着/20:43発(普通)→渡島鶴岡20:47着

以上の経路ぐらいでしか移動できませんでした。渡島鶴岡よりも西の駅でも同様です。
なお、木古内〜知内間は普通列車が走っていないので、特急の自由席に乗車券だけで乗車できる特例があります。

*1:海峡線には普通列車が1本も走っていないため