紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

妙高3号 指定席券

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長野から脇野田までの、普通列車妙高3号の指定席券です。

脇野田駅信越本線にあった駅で、今のえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインにある上越妙高駅のことです。北陸新幹線の金沢延伸と同時に改称しています。

妙高みょうこう)は、長野と直江津を結んでいた指定席連結の普通列車です。
北陸新幹線(長野行き新幹線)が長野まで開業したと同時に、それまで走っていた特急あさま、特急白山の長野〜直江津間の補完のために「信越リレー妙高号」として運転を初め、後に「妙高」へ改称、北陸新幹線の金沢延伸開業と同時に廃止に至っています。

末期は3往復運転していて、2号だけ快速列車、それ以外は各駅に止まる普通列車として運転していました。

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189系「あさま」色で運転されていた普通列車妙高3号

普通列車ですが、特急型の183・189系の6両編成が使われていました。
指定席の号車が上りと下りでは異なり、直江津行きでは1号車、長野行きが6号車と、いずれも編成の最後尾に設定していました。
これは恐らく、指定席車両の車内検札をやりやすくするためじゃないかなと思っています。

直江津行きでは運次第な部分がありますが、長野行きでは指定席よりも自由席のほうが座席グレードが高いという現象が起きていることでも有名な列車でもありました。

私が妙高に乗ったのは、廃止まであと2ヶ月といったところでした。
座席グレードの件もあって、わざわざ指定席を取って乗車する人は私が見た感じだと少なかったです。