紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

とれいゆつばさ1号 特急券

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山形から新庄までの、特急とれいゆつばさ1号の特急券です。
券面では列車名が「とれいゆ つばさ」と、間にスペースが挟まっています。

切符という点で見たこの列車の特徴として、12号車から14号車のお座敷席に関してはF席の設定があります。
とれいゆつばさのお座敷席のうち、A席からD席までが2人掛けの向かい合わせの席に割り当てられ、E席とF席は1人掛けの向かい合わせの席にそれぞれ割り当てられています。
えきねっとではシートマップが対応していないのですが、A席〜F席で選ぶことはできます。
ちなみに、F席は福島側を向いていて、新庄行きの1号だと進行方向と逆向きの席となります。

Maxの自由席車両2階の6列シートにも一応F席と座席番号があるのですが、指定席として実際にF席が発売されるのは「とれいゆつばさ」が初めてじゃないかと思います。

 

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とれいゆつばさに使われるE3系700番台

特急とれいゆつばさは、秋田新幹線を走っていたE3系R18編成を改造したE3系700番台が使われています。

専用の改造が施された新幹線車両のE3系が使われるものの、新幹線区間には乗り入れない在来線区間完結の列車となっていますが、号車は秋田新幹線時代と同じく11号車から16号車までとなっています。
列車名の「とれいゆ」は、列車の「トレイン」とフランス語で太陽の意味を示す「ソレイユ」、それに温泉を示す「湯」を合わせた造語です。

とれいゆつばさの最大の特徴として、16号車には鉄道車両としては初であろう足湯が設置されています。
この時は乗車区間が短めだったため使っていませんが、次に乗る機会があれば使ってみたいものです。