紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

エアポート193号 特急券

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千歳から岩見沢までの、快速エアポート193号の特急券です。

快速列車の愛称となっている特急券ですが、これは旭川に直通していた快速エアポートが札幌駅を境に特急へ種別変更するためにこうなっています。
札幌〜岩見沢間の指定席の特急料金で計算されており、快速区間の指定席券相当の料金は特急区間に跨って利用する際は実質不要となっていました。

快速エアポートと特急スーパーカムイの直通用となる席は別枠で管理されていたようで、列車によっては早々と直通席が満席になっていたそうです。
その場合でも通しの特急券にエアポートとスーパーカムイの指定券を添付して発売できたようです。

 

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元々は旭川まで乗車する予定だったのですが、宿泊地を変更した関係で岩見沢までの乗車に変更しました。
千歳駅で乗車変更をかけたのですが、クレジットで決済していたために一度旭川までの料金を返金扱いで処理し、改めて岩見沢までの料金を決済しています。

利用票の区間が最初は「エアポート193号 札幌→旭川」の特急区間だけになってになっていたのが、変更後は「エアポート193号 (千)千歳→岩見沢」と全区間通しの区間に変わっています。
指定席券売機では特急区間だけ、窓口のマルスだと全区間で表示するようになっていたんでしょうか?

 

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旭川直通の快速エアポートに使われていた785系。5両編成2ドアで乗降に時間がかかる上に混雑が酷かった


快速エアポートと特急スーパーカムイの直通列車は、特急型の785系か789系1000番台が使われていましたが、私が乗車したときは785系でした。

ただし2ドアで乗降に時間がかかり、特急区間での遅れを千歳線にまで持ち込む遅延の原因となっていて、直通の利用がさほど多くなかったのもあってか、2016年3月の改正で特急スーパーカムイとの直通運転は廃止されています。
以後の快速エアポートは721系か733系の3ドア6両編成に統一されています。


ついでに、2017年3月4日のダイヤ改正で、特急スーパーカムイは「カムイ」「ライラック」に愛称を変え、車両も前者が789系1000番台、後者がスーパー白鳥で使われていた789系0番台に変更され、785系は札幌〜旭川間の運用からは撤退することになります。