東京から盛岡乗り換えで新函館北斗までの、新幹線やまびこ47号と新幹線はやぶさ19号の新幹線特急券・グリーン券です。
東京から盛岡までがやまびこ47号のグランクラス、盛岡から新函館北斗までがはやぶさ19号のグリーン車を利用しています。
券面では指定号車の前に、グランクラスはGC、グリーン車はGという表記があります。
同一方向への乗り継ぎのため、列車を乗り換えても料金が通算されています。
但し、特急料金とグリーン料金は新青森で一旦打ち切って計算しているため、券面の料金内訳がちょっと凄いことになっています。
内訳は以下の通りとなっています。
- GE5140はグランクラス料金を抜いたJR東日本区間のグリーン料金
- GH2750はJR北海道区間のグリーン料金
- 特6,170はJR東日本区間のグリーン車利用時の特急料金(通常期の普通車指定席の特急料金から520円引き)
- 北特3,930はJR北海道区間のグリーン車利用時の特急料金(通常期の普通車指定席の特急料金から520円引き)
- グ10,280はJR東日本区間のグランクラス利用区間(東京〜盛岡間)のグランクラス料金(9,250円)から同区間のグリーン料金(4,110円)を差し引いた額に、全区間乗車のグリーン料金(5,140円)を足した合計額(9,250−4,110+5,140=10,280)
- 北グ2,750はJR北海道区間のグリーン料金
グランクラスとグリーン車を乗り継ぐ5.の計算が一番の曲者だと思います。
特急券・グリーン券でこれなので、乗車券も一緒になった一葉券だともっとグチャグチャな感じになりそうです。
東京から盛岡まで乗車した、やまびこ47号です。E5系が使われています。
全区間でグランクラスはアテンダントが乗務していてフルサービスを受けることができます。
停車駅と最高速度の関係ではやぶさ号よりも所要時間がかかりますが、裏を返せば長時間グランクラスでくつろげるということにもなります。
さらに、はやぶさ号では必要となる大宮〜盛岡間のハイスピード料金がやまびこ号ではかからないため、料金に関してもやまびこ号の方が安くなっています。
盛岡から新函館北斗まで乗車した、はやぶさ19号です。こちらもE5系が使われています。
グランクラスが満席だったので、この時はグリーン車を使いました。
北海道新幹線の開業により、一部のはやぶさ号は運転区間が新函館北斗まで延長されました。
この時が北海道新幹線初乗車となりました。