2016年冬季に利用した青春18きっぷです。赤いです。
一般的な青春18きっぷはマルス発行の青っぽい地紋のものですが、この切符は同じ青春18きっぷでも赤い地紋となっています。一部ファンからは「赤券」とか呼ばれてて、人気があったそうです。
これは青春18きっぷの常備券で、主にみどりの窓口がない駅で売られていたものとなります。
効力はマルス発行のものとまったく同じですが、日付印を押す順番がマルスだと右から左に対して常備券では左から右となっています。
この赤い青春18きっぷの常備券を実利用しましたが、日付印は左から
と、いずれの駅もJRと私鉄・第三セクターの共同利用駅で私鉄・第三セクター側が管理する駅の日付印を押しています。
なお、青春18きっぷの常備券はJR九州では2009年冬季まで、JR北海道では2012年春季までそれぞれ販売していて、最後まで販売していたJR西日本とJR四国も2016年冬季を最後にすべて販売を終了しています。
JR西日本の販売駅では発売日にすぐ売り切れてたそうですが、JR四国はかなりの数を刷っていたようで最終的にどうなったかは不明ですが数日は持ったと聞いています。
私はTwitterで売れ行きを見てましたが、JR西日本の駅では売り切れてそうだと判断して出発日前日に高松行きの切符を取っています。
結果、こうやって無事に入手できたわけです。
青春18きっぷの常備券は、私の手持ちではこの時に買ったものが唯一のものとなっています。
切符の裏面には案内が書かれています。
割と細かい文字で書かれてはいるものの、マルスの案内券数枚分になる記述を1枚に纏めてあります。
その分、マルス券のものよりも券のサイズが大きくなっているので、一部のチケットホルダーには入りきれなかったりもしますが…。