新高岡から氷見*1までの、快速べるもんた氷見3号の指定席券です。
「べるもんた」というのは「ベル・モンターニュ・エ・メール」の略称で、氷見線と城端線を運転する観光列車の愛称でもあります。「美しい山と海」をフランス語で表現したらこうなるんだそうです。
時刻表上では「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)3号」と表記されていますが、あまりにも長いためかマルス券では略称の「べるもんた」が使われています。城端線での運転と氷見線でも運転を区別するためか、列車名の後に「氷見」と付けられています。
この日はJR西日本30周年記念きっぷを使って富山県に来ていましたが、べるもんたは全車指定席の列車なので乗車はできません。
なので乗車券も別途購入して乗ってきました。
車内では記念乗車証も配られていました。切り込みがある所には85mmサイズのマルス券をはさむことができます。
とりあえず復路で使った4号の指定席券をはさんでみました。
べるもんた氷見は1号から3号までが新高岡〜氷見間の運転、4号が氷見から高岡までの運転となっています。
車両はJRの観光列車としては何気に珍しい、1両単行運転の全車指定席の列車となっています。
乗車した3号は高岡駅で城端線から氷見線に転線するのですが、配線の関係で城端線と氷見線は直接行き来できないので高岡駅の停車時間を使って構内入換をしながら移動します。この構内入換は特別な許可を取った上で車内に乗客を乗せたまま行われますが、この時の車内に乗れるのは新高岡〜氷見線内停車駅(高岡駅を除く)間の指定席券を持つ乗客に限られています。
車内では予約制ですが、ぷち富山湾鮨セットとほろ酔いセットが提供されます。私は前者を予約しておいたので、車内で富山湾の車窓を眺めながら回らない寿司を食べました。天気が良ければ立山連峰まで見渡せるんだそうです。
*1:読みは「ひみ」