鳥取から松江までの、観光列車あめつちのグリーン券です。
あめつちは、2018年7月から運行を始めた山陰本線鳥取~出雲市間を運転する観光列車です。山陰デスティネーションキャンペーンに合わせて運転を始めています。
列車名となる「あめつち」の由来は、古事記の書き出しである「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」が元となっているようです。車内改札の際にあめつち専用のスタンプを押されていますが、スタンプは「天地」と漢字のものになっています。
全ての車両がグリーン車指定席となっています。そのため、青春18きっぷでの利用はできません*1。
車両はキハ47形気動車を改造した、専用車両のキロ47形が使われています*2。車体は青系の紺碧*3色となっていて、山陰の空や海を表現しているんだそうです。また、車両前面に取り付けられているエンブレムは、島根県出雲市にある企業が作ったものだそうです。
普通列車よりも遅めの速度で運転するほか、大山や宍道湖が見えるスポットでは徐行運転を行います。
あめつち乗車で事前予約制の大江ノ郷スイーツセット。
— プライド (@pride_787) July 16, 2018
ロールケーキやプリンにコーヒー、あと持ち帰りできる円柱状の箱に入れられたお菓子がセットになっている。 pic.twitter.com/1837kwN9IS
また、事前予約制の食事も車内で提供され、席まで持ってきてくれます。下り出雲市行きと、上り鳥取行きとでは提供される食事の内容が異なっています。なお、短距離区間での乗車では食事の提供ができないので注意が必要です。