大正から昭和までと、昭和から平成までの連続乗車券です。
折り返しによる重複区間があるため、連続乗車券での発券となっています。
経路は以下のようになっています。
- 大阪環状線→関西本線→おおさか東線→片町線→大阪環状線*1→東海道本線→身延線→中央東線→横浜線→新横浜→東海道新幹線→品川→東海道本線→鶴見線
- 鶴見線→東海道本線→品川→東海道・山陽新幹線→博多→九州新幹線→熊本→豊肥本線
新横浜~品川~鶴見~昭和間が重複した経路になっているため、連続乗車券で発券されています。が、有効期間を延ばしたり払戻し手数料以外であえて連続乗車券にするメリットはなかったりします。
発駅と着駅を見たらわかるように、いずれも元号の駅となっています。
大正→昭和→平成という順番にしていて、過去から未来に向かう…あたかもタイムスリップ気分が味わえるシロモノになっています。
とはいえこの連続乗車券を発券するには一工夫必要で、最短経路で発券しようとすると特定都区市内制度が強制適用されて大正が大阪市内に、昭和が横浜市内になってしまいます。
そのため特定都区市内を外す必要があり、大正の場合はおおさか東線を使って一旦大阪市内を出て再度入りなおして通り抜け、昭和の場合は新横浜駅を経由して東海道新幹線で一旦横浜市内を抜けて品川駅で東海道本線に乗換て再度横浜市内に入りなおすことでそれぞれ単駅指定にしています。
実際に大正駅から使い始めました。遠回りしながら新大阪駅に向かいました。
大晦日の夜に昭和駅に到着しました。ここで連続1から連続2に切り替えて移動しました。
最終的に平成駅まで実利用しました。
平成最後の正月の時期とはいえ、平成駅には地元の利用客と思わしき人ぐらいしかいませんでした。
なお、その平成駅が一番盛り上がっていたのは平成最後の日となる2019年4月30日でした。4月30日までの平成着にしていれば面白かったんでしょうが、仕事の都合もあってそこまではできませんでした。
なお、現在は元号が変わって令和となっていますが、令和という駅はJRには存在しない*2のでタイムスリップ乗車券()は現状作れない状態になっています。今後、新駅で作られるか改称する可能性もなくはないのでしょうが…。