網走駅のキハ183-0系記念入場券です。
北海道を走っていたキハ183系の初期車両が引退するのに伴って発売された、記念の入場券となります。
網走駅で発売していたのは、「特急オホーツク」のデザインのものでした。
特急オホーツクは札幌~網走間を結んでいる列車で、現在も2往復運転されています。日本国内を走る列車の愛称としては、唯一ロシア語*1から採られたものとなっています。
以前は4往復運転でさらにかつては夜行便も運転していましたが、前者は2017年に2往復が旭川までに運転区間を短縮の上に特急大雪として分離、後者の夜行便は2008年に廃止されています。
さて、券面裏面に描かれたヘッドマークのデザインですが、現行のものとは異なったものになっています。これはキハ183系を特急オホーツクに投入してからしばらくして使われ始めたもので、知床半島と流氷が描かれています。
現行のヘッドマークは「OKHOTSK」の最初の二文字である「OK」を図案化したとてもシンプルなものとなっています。
*1:ロシア語表記だと Охо́тск になる