釧路駅のキハ183-0系記念入場券です。
キハ183系の初期型車両が引退するのに伴い販売された記念の入場券となります。
釧路駅で発売していたものは、「特急おおぞら」のデザインでした。
特急おおぞら号は、1961年に北海道初の特急列車として運転されたのが始まりと言われています。当初は函館駅や旭川駅の方まで乗り入れていましたが、石勝線の開業を機に札幌～釧路間を結ぶ都市間輸送列車として定着していった感があります。
記念入場券の裏面に描かれているヘッドマークは、キハ183系だった時代に使われていたものだそうです。
1997年のキハ283系の投入で置き換えが進むと同時に、列車名は「スーパーおおぞら」を名乗るようになり、2001年には昼行便の全列車がキハ283系の「スーパーおおぞら」として運転されるようになっています。なお、当時は夜行便「おおぞら13号・14号」が残っていましたが、そちらは車両はキハ183系のままですが列車名を「まりも」に変更しています。
なお、2020年3月改正でJR北海道を走る特急列車で「スーパー」を冠している列車は全て「スーパー」が外されることになっていて、札幌～釧路間を走る特急列車で「おおぞら」の愛称が復活することになっています。
同時に3往復をキハ261系に置き換えます。キハ261系はヘッドマークをフルカラーLEDで表示しますが、どうもキハ183系時代に使われていたものとは違うものが表示されるようです。
