TJライナーは、東武東上線で運転されている座席指定制の有料列車です。列車名のTJは東上本線のローマ字表記「TOJO」から来ていて、読みは「ティージェイ」と読むようです。
下り列車は池袋から寄居町までの運転、平日に運転される上り列車は森林公園から池袋までで運転されています。
池袋駅のTJライナーと書かれた券売機で購入できます。券面にQRコードが印字されていて、TJライナーの乗り場となる5番乗り場の中間改札にある読み取り機にQRコードをタッチして通過します。
下り列車の場合はどこで降りても着駅がふじみ野になります。これはふじみ野から先が乗車券だけで利用できるようになるためで、着席保障の区間が池袋→ふじみ野になっているためです。
クロスシートとロングシートの両方に切り替えることができるマルチシート仕様になっていて、TJライナーの運用時にはクロスシートになっています。
この機構は関東では東武のTJライナーの他にTHライナー、京王の京王ライナーや西武のS-TRAIN、東急のQシートでも採用されています。座席のリクライニング機構がないのは共通しています。
座席指定券さえ買っておけば必ず座れるので、着席保障という観点で見ればアリだと使ってみて思いました。特にこの時は荷物がそれなりにあったので、座れるかもわからない電車の乗車列に並ばなくてもいいのが気持ち的に楽だった気がします。