須崎から高知までの、志国高知 幕末維新号日本夜明の巻の指定席券です。
券面の列車名では省略されていますが、志国と書いて「しこく」と読みます。
志国高知 幕末維新号は2017年9月に運行を始めた観光列車です。土讃線の高知~窪川間を1日1往復運転していました。2019年11月30日にラストランを行っています。
下り窪川行きは「龍馬立志の巻」、上り高知行きは「日本夜明の巻」として運転していて、それらは券面にも反映されていました。
車両はキクハ32形のトロッコ車両と控え車のキハ185系を2両繋いだ3両編成でした。キハ185系の1両に関してはスタッフ用の控え車なんだそうです。車両には幕末期の土佐藩で活躍した偉人達が描かれています。
トロッコ車両に乗車できるのは伊野~土佐久礼間となっていて、それ以外の区間は控え車のキハ185系の中で過ごすことになります。
雨で濡れてるけどトロッコ車両へ移動。
— プライド (@pride_787) 2019年5月1日
何かの工場らしいけど、ジブリで出てきそうな光景だ。 pic.twitter.com/6WlMLYmwAY
この日は小雨が降っていましたが、トロッコ車両に乗車することはできました。
須崎駅から高知行きに乗ると内陸部を進む関係で太平洋を眺めることはできなかったのですが、トンネルとトンネルの間に見える何かの工場を眺めることができました。
記念乗車券は土佐和紙という和紙製で、上下で違うデザインになっていたんだそうです。高知県立伊野商業高校の生徒さんがつくった和紙が使われているんだそうです。