紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

はやぶさ25号 新幹線特急券

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東京から新函館北斗までの、新幹線はやぶさ25号の新幹線特急券です。

 

はやぶさ号は一部列車が東京~新函館北斗間で直通運転を行っていますが、この時に初めて単一列車で全区間乗り通しました。

 

途中の新青森駅を境に料金を打ち切って計算しているため、普通車指定席の特急料金だけで1万円を越えるというなかなかに凄いことになっています。

券面にも内訳で特7,200・北特3,930の印字があり、前者がJR東日本東北新幹線区間、後者がJR北海道北海道新幹線区間の特急料金をそれぞれ表しています。

 

なお、券面にあるN10620は大宮~盛岡間のはやぶさ号・こまち号利用時にかかるハイスピード料金を加算する前の金額となっています。

 

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新函館北斗駅に到着したE5系はやぶさ25号

東京~新函館北斗間は現在では最速列車で所要時間を4時間切りしてはいるものの、最速列車ではない列車に関しては4時間をちょっと超える列車が殆どです。

私が乗車したはやぶさ25号も、東京~新函館北斗間では4時間8分かかっています。

 

速度そのものは決して遅くはないものの、東京~大宮間の110km/h運転区間や盛岡以北の260km/h制限、青函トンネル前後区間の在来線との共用区間での速度制限がそれぞれ足を引っ張っている感はあります。

 

東京~大宮間の埼玉県の区間に関しては2021年春のダイヤ改正以降に最高速度を110km/hから130km/hに引き上げられ、約1分程度の短縮が見込まれています。

盛岡~新青森間の整備新幹線区間に関しても、最高速度を260km/hから320km/hに引き上げる計画が発表されています。

北海道新幹線青函トンネル区間に関しても、現状は160km/hに速度制限がかかっている状態ですが、年末年始の期間限定*1で貨物列車が走行しない一部時間帯で210km/h走行を行っています。また、在来線と自動運転車専用道路の共用トンネル「津軽海峡トンネル」の建設で現在の青函トンネルを新幹線専用にして速度を引き上げるという話も出ています。

 

最終的には所要時間がどこまで短縮されるのか気になる所ですが、それよりも新函館北斗~札幌間の延伸開業で現状の特急北斗よりも大幅に所要時間短縮しないかなと期待していたりします。

*1:2020年12月31日から2021年1月4日まで