釧路から釧路湿原までの、観光列車くしろ湿原ノロッコ4号の指定席券です。
くしろ湿原ノロッコ号は、釧路~塘路間を運転する釧網本線の観光列車です。釧路湿原の国立公園指定を機に、1989年から運転を始めています。
主に春から秋にかけて運転され、一部の運転日では川湯温泉まで延長運転するときもあります。
くしろ湿原ノロッコ号の乗車証明書です。短冊状のものになっています。
2020と書かれているあたり、毎年デザインが変わっているのかもしれません。
また、KUSHIRO→TŌROと書かれているので、逆向きの釧路行きとはデザインが異なっていました。
車両は4両の客車をDE10形ディーゼル機関車が牽引するようになっていて、塘路行きではディーゼル機関車が先頭に来ます。
4両中、1号車だけは自由席車両となっていて乗車券だけで乗車することができます。残りの3両は指定席車で、窓のないトロッコ風の客室となっています。
長年乗りたい列車だったのですが、夏の釧路になかなか行く機会がなく、この時にようやく乗車が叶いました。
新型コロナウイルス対策として座席間隔を空けるため、指定席は座席数を4割程度減らして発売していました。