大阪難波から近鉄名古屋までの、特急ひのとり7列車のプレミアムシート利用の特急券・特別車両券です。
近鉄特急「ひのとり」は2020年3月14日から運行している近鉄80000系電車の愛称ですが、駅や列車内の放送でもあたかも列車名みたいに扱われています。アーバンライナーの後継車両として、大阪難波と近鉄名古屋を結ぶ名阪甲特急*1に投入されました。
券面には「ひのとり」のシンボルマークと、プレミアムシート利用を示す「プレミアム」の印字があります。
「ひのとり」乗車には、特急料金の他にひのとり特別車両料金が必要となります。これはプレミアムでもレギュラーでも必要となっています。券面でのレギュラーとプレミアムの区別は、「プレミアム」の印字の有無で行っているようです。
そのため、名阪乙特急*2で使われるアーバンライナーに比べてやや高めになっています。
この時は事前予約なしで大阪難波駅の券売機で購入しました。運よくプレミアムシートの1人掛け席を取ることができました。
「ひのとり」は6両編成か8両編成のどちらかが使われていて、両先頭車両がプレミアムシート車両、中間車両がレギュラーシート車両となっています。
プレミアムシートは1列+2列の配置となっていて、バックシェルタイプのリクライニングシートが並びます。座り心地はそこいらのグリーン車よりも快適でした。
バックシェルはリクライニングの最大角度までを覆う形になっているため、背もたれを倒しても後ろに全く影響しないようになっています。レギュラーシートもバックシェルタイプになっています。
車内販売が行われない代わりに、両先頭車両のプレミアムシート車両デッキにはカフェスポットがあり、炊き立てコーヒーや軽食、「ひのとり」グッズ等を自動販売機で購入することができます。