紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

グラン昼特急8号 乗車券

 

大阪駅JR高速バスターミナルからバスタ新宿までの、高速バス・グラン昼特急8号の乗車券です。

 

大阪駅JR高速バスターミナルにある券売機*1で発券したものです。120mm券のマルス券を縦に印字したような切符になっています。

乗車時に券面のQRコードを読み取られますが回収はされず、手元に残っています。

 

乗車時期や便によって運賃が変動しますが、この時は3列得割を使っています。大阪から新宿まで4,700円だったので、時間はかかるがかなり安く移動できています。

 

グラン昼特急に使われるJ-InterCityDD 足柄SAにて

グラン昼特急にはスカニア・アストロメガ*2が使われています。ダブルデッカー車両で、2階が独立3列シート、1階が4列シートになっています。但し、繁忙期等には通常のハイデッカー車両が代走する場合もあります。

夜行便のグランドリームの間合い運用なので、車内は夜行仕様の独立3列シートとなっています。座席はグランドリーム共通のクレイドル・シートが使われています。座席カーテンもありますが、利用はセルフとなってて殆どの乗客が使っていました。

ダブルデッカー車ゆえに客室天井が高くできず、荷物棚の容量が貧弱なのが難点でしょうか。

 

なお、4列シートでグラン昼特急よりも運賃を安くした青春昼特急も走っています。

 

 

大阪駅を発車後は新御堂筋を北上して中国吹田ICから高速道路走行・・・が本来のルートなのですが、この日は名神高速で事故渋滞だとかで阪神高速近畿道第二京阪→京都南ICと迂回運行を行っていました。

京都深草で乗車扱いの停車を行った後に新名神に入り、甲南PAで1回目の開放休憩を行います。

その後は伊勢湾岸道→新東名と走行し、新東名の新城ICを降りてすぐの道の駅もっくる新城で乗降停車を兼ねた2回目の休憩を行います。

新城発車後は御殿場まで新東名を走り、御殿場から東名に入ってしばらくの足柄SAで3回目の休憩を行います。

御殿場から東名に入ってからは明らかに流れが悪くなり、それが横浜町田IC辺りまで続いていました。結局、バスタ新宿に着いたのは所定よりも1時間50分遅れとなりました。

 

東海道新幹線こだまよりも倍近い時間がかかるものの、時期によっては5,000円切る価格で独立3列シートで東京~大阪間を移動できるため、時間に余裕がある場合は利用価値があると思います。この辺りは東海道新幹線と使い分ければいいと思います。

私の場合は、九州では運用がないアストロメガに乗るのが一番の目当てだった感はありましたが…。

*1:見た目がまんまMV50のそれ

*2:高速バス仕様は"J-InterCityDD"と呼ばれる