紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

広島駅 懐鉄入場券

 

 

広島駅の懐鉄入場券です。

 

懐鉄入場券はJR西日本管内の24駅で発売されている、全32種類の懐かしの列車がデザインされた記念入場券みたいなものです。

どこかJR北海道で発売されている北の大地の入場券に似た様式になっています。

 

2022年3月22日から発売されていて、2023年12月31日までの期間限定販売となっています。

販売額は現地の普通入場券と同じになっていて、駅のみどりの窓口で販売されています。それゆえ、買うのに時間がかかる駅もあります。

 

 

広島駅には「急行ちどり」と「寝台特急あさかぜ」の2種類が発売されています。

 

急行ちどりは、広島と米子・鳥取を結んでいた陰陽連絡の都市間列車で、現在はローカル線と化した木次線を通っていました*1

高速バスが登場すると太刀打ちできなくなり、備後落合までに短縮、後に広島~三次間運転の急行みよしに吸収される形で消滅しています。

 

寝台特急あさかぜは、元々は東京~博多間を結ぶ列車として登場し、後に東京~下関間の列車も増発という形で登場しています。当時の客車は走るホテルとも呼ばれていたんだそうです。

1994年に博多発着が臨時化され、2000年に博多発着が廃止、残った下関発着のあさかぜも2005年に廃止されています。

私は「あさかぜ」に乗るのは叶いませんでしたが、下関駅で見たことはあります。

余談ですが、寝台特急あさかぜと全く同じ区間285系電車の予備編成を使った臨時寝台特急サンライズゆめが運転されていた時期もありました。これも後に東京~広島間に区間短縮した後に設定時代がされなくなっています*2

*1:伯備線を通る列車もあった模様

*2:現在は285系電車の予備車は寝台特急サンライズ出雲の臨時便に充てられる場合がある