紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

小樽→舞鶴(ツーリストA+バス) 新日本海フェリーe乗船券

 

小樽から舞鶴までの、新日本海フェリーの乗船券です。

 

新日本海フェリーは小樽・苫小牧東と秋田・新潟・敦賀舞鶴を結ぶカーフェリーを運航しています。小樽・苫小牧東~敦賀舞鶴間の航路に高速カーフェリーが使われています。

今回使ったのは小樽~舞鶴航路です。北海道小樽港を日付が変わる前の夜に出発して、翌日の夜に目的地の京都府舞鶴港に到着する航路です。

 

ゴールデンウィーク期間中の繁忙期に利用したので、通常運賃も高くなっているのですが、今回は小樽~舞鶴の片道ツーリストA乗船運賃と舞鶴~神戸の片道バス運賃がセットになったバス得きっぷを利用しています。

そのため、乗船券券面にはツーリストA+バス(舞鶴→三宮)の記載があります。

 

この時は小樽~舞鶴の片道ツーリストAよりも、舞鶴から先の神戸までのバス得きっぷの方が安くなるという、なにかがおかしい現象が起こっています。

 

 

小樽港での乗船手続き時に、舞鶴までのe乗船券とは別に舞鶴フェリーターミナルから神戸三宮バスターミナルまでのバス乗車票が発券されます。これはバス乗車時に回収されるので、手元に残っていません。

バスは座席指定制ですが、座席位置の指定はできず、当日乗車の時にならないと座席位置がわかりません。

バスは2+1列配置の座席となっていて、2人掛けの通路側だったと記憶しています。

 

新日本海フェリーの「あかしあ

乗船したのは「あかしあ」でした。

日本海上を30.5ノット*1で航行する高速カーフェリーで、通常の船形だと姉妹船の「はまなす」と並んで日本最速のカーフェリーとなっています。小樽から舞鶴までの所要時間は定刻通りの運行で21時間15分となっています。

 

予約の時点では配船が「はまなす」になっていた筈ですが、その「はまなす」が急遽ドック入りになって小樽舞鶴航路が残った1隻だけで回すようになってて、配船も「あかしあ」に変更されていました。

乗船前日と後日が運休になっていたので、乗船できただけよかったのかもしれません。

 

はまなす」に乗ろうとしたら、実際に来たのが「あかしあ」だったパターン、この時が初めてではなく二度目だったりします。

 

あかしあのツーリストAの寝台

小樽舞鶴航路で運航される「あかしあ」「はまなす」は、一応雑魚寝区画のツーリストJ自体は存在するのですが一般販売はされておらず、一番下のクラスがセパレートタイプの寝台のツーリストAとなっています。

 

ベッドリネンを敷いたりするのはセルフサービスとなっています。

枕元の照明の所にコンセントが1口あるので、スマートフォン等の充電を行うことはできます。

 

航行中、南行きの場合は深夜帯の奥尻島沖を過ぎると約半日後の能登半島沖辺りにくるまでの間は電波が全く届かなくなるので、ネットの類は全くできなくなります。

それを逆手に取ったクロスワードパズルが船内で行われていて、圏外ゆえスマートフォン等で調べることもできず、全部自分の知識頼りになるので「考えたな」と思ったものです。書籍とかオフラインでも使えるデジタルファイル等を持ち込んでるなら話は別ですが…。

 

舞鶴と神戸三宮を結ぶ日本交通の高速バス

舞鶴港に上陸後は、神戸三宮行きの日本交通の高速バスが接続しています。

バス得きっぷ利用時はこのバスの運賃も含まれているので、乗車して神戸三宮まで行けるというわけです。

 

車内は今ではめっきり数を減らした2+1列配置の長距離路線仕様となっていて、所要時間約2時間の路線にしては快適な仕様になっていました。

これで舞鶴止まりのツーリストA運賃よりも安いというのが、わけのわからなさに拍車をかけているわけで・・・。

 

一方で舞鶴港から東舞鶴駅に向かうバスは季節運行となっていて、運行しない日に関しては徒歩かタクシー利用となります。

 

神戸三宮バスターミナル到着は定刻23時半頃となり、新快速を使えば姫路京都まで移動することもできます。東京行き寝台特急サンライズ瀬戸・出雲が0時11分発なので、それにも乗ることができます。

神戸三宮港から出るジャンボフェリー深夜便にも乗り継ぐことができ、高松小豆島坂手に向かうこともできそうです。

それ以外の行先は当日中には辿り着けないため、神戸で一泊することになります。

*1:時速換算で約56.4km/h