紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷ

 

博多駅を基点に九州新幹線各駅間で設定されている、

券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷです。

 

その名の通り、券売機だけで販売している2枚きっぷです。

文面的には、「券売機だけ買える」が正しい気はするのですが・・・。

 

 

指定席券売機で購入すると、85mmサイズのマルス券が出てきます。

フォーマット自体は、2枚きっぷのものを流用しているように見えます。

 

 

指定席券売機ではない、普通の券売機でも販売しています。

 

こちらで購入すると、オレンジ地紋の券が85mmサイズで発券されます。

交通系ICカードの残高を利用しての購入もできます。

 

 

こちらも、券売機タイプの2枚きっぷのフォーマットを流用しているように見えます。

 

 

指定席券売機で購入すると、表紙券も発券されます。

 

 

 

 

さて、この券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷですが、

販売額は2枚綴り博多~久留米間で3,260円1枚あたり1,630円となります。

 

これは、新幹線自由席を利用した際の博多~久留米間の正規料金と同額となります。

 

つまり、2枚きっぷと名乗っていながらも、割引率が0%の無割引の企画切符となっています。

 

 

JR九州のホームページにも、

 

九州新幹線を自由席で往復(無割引)ご利用される場合と同価格です。

 

と記載があります。

 

 

指定席は利用できないと券面に記載してあるので、

かつて発売していた「九州新幹線2枚きっぷ」のように、指定料金券やグリーン料金券での指定席やグリーン席へのアップグレードもできなくなっています。

 

有効期間は1ヵ月あるので、その点だけが正規料金に勝っている点・・・でしょうか?

 

 

 

わざわざ「券売機だけ」としたように、恐らくは窓口の混雑緩和のために設定した・・・であろう切符だと思われます。

 

 

1ヵ月以内に往復で新幹線を使う予定がある場合は使えなくはない・・・のでしょうが・・・。

 

ただ、片道利用だとスマートEXなどのチケットレスで乗車するやつを使っても同額になるわけで、ネット予約も絡まないので当然ポイントの類も全くつきません。

 

あまり利用場面を見い出せない・・・というのが、実際に使ってみての感想でした。