佐賀から東京羽田までの、全日空・ANA454便の搭乗券です。
セール運賃で取ったものです。
発地は佐賀となっています。
佐賀空港は佐賀市の南、有明海の北限の海岸沿いに位置する空港です。
全国各地にある変な愛称が付けられた空港の例に漏れず、滑走路1本だけで誘導路すらないこの空港には名前負けな愛称が付けられています。
佐賀駅の南口から延びている道を、ひったすら真っ直ぐ進み続けると空港に辿り着きます。
駐車場の大半の区画が無料なので、主に自動車を所持している佐賀周辺の人たちが東京に向かう際に使っている・・・みたいな感じです。
他、予約制の定額タクシーを周辺都市から出しているので、それでアクセスすることもできます。
佐賀空港は2024年8月現在、国内線は全日空が東京羽田のみ、国際線がいずれも曜日運行で上海・ソウル・台北に運航しています。
国内線が羽田にしか行かないのが利便性で福岡空港に大きく劣る点で、
車を所持していない場合だと佐賀空港を選ぶ理由がほぼなくなってしまいます。
一応、始発便が佐賀6時40分発の羽田8時25分着なので、福岡空港の始発便よりは速く到着できる便があります。
・・・ただ、始発便に接続するバスが佐賀駅5時半発のため、それまでに佐賀駅に到着できる電車が1本もありません。
私の場合、セール運賃で安い価格で取れたのでこの時初めて佐賀空港を使いました。
前述したように、始発便だと佐賀駅周辺にでも住んでない限りは公共交通機関利用ではほぼ辿り着けないため、2番目の便を使っています。
久留米近郊からの利用のため、公共交通機関だけで佐賀空港に行こうとすると、
佐賀空港までのバス代と電車代で福岡空港まで行く交通費を越えてしまいます。
どのあたりに住んでいるかにもよりますが、車を所持していない場合だと、
特に佐賀県内でも鳥栖辺りとなると、佐賀空港にわざわざ行くメリットが無かったりします。
前述したように、佐賀空港の駐車場は大半の区画が無料で利用できるため、
逆に車を所持していて、かつ行先が羽田空港であれば利用価値が出ると思われます。