JR西日本のe5489から、eきっぷで購入・発券したものです。
特急おひさま号は、2024年9月の7日と8日に宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎で行われた、
アイドルグループ「日向坂46」のコンサート「ひなたフェス2024」の開催に併せて設定された臨時特急列車です。
特急おひさま号の運転区間は宮崎発鹿児島中央行きとなっていて、片道2本の運転となっていました。
宮崎行きの運転はありませんでしたが、臨時きりしまとして車両の送り込みを行っています。
鹿児島中央行き最終の特急きりしま17号よりも後の時間帯に設定されていて、ひなたフェス参加者が都城や鹿児島方面に向かうための帰りの足として運転されました。
なお、延岡方面へは特急ひゅうが16号を運休にした上で、特急ひゅうが16号と同一ダイヤで臨時特急日向坂46号が運転されました。
46は「よんじゅうろく」ではなく「フォーティーシックス」と呼んでました。
いずれの臨時列車も指定席よりも自由席の比率が高く、1か月前の販売開始と同時に指定席が売り切れたそうです。
指定席の場合、券面に列車名が印字されるため、狙った人が多かったようです。
宮崎県で運転される電車特急が787系という例に漏れず、特急おひさま号には787系4両編成が充当されました。
特急きりしま号と全く同じ車両です。
おひさま3号に関しては、指定席が2両*1設定されていたため、日向坂48号に比べればまだ指定席が取れたほうだったと思います。
「おひさま」という列車名の由来は、日向坂46のファンのことを指しているんだそうです。
自動放送は普通に対応していましたが、特に凝ったことを言うでもないというものでした。
指定席車両の様子を時々観察してましたが、大半が都城駅で降りていったと記憶しています。
終点の鹿児島中央駅には午前1時頃に到着します。
駅こそ開いてはいましたが、本来なら終電後の時刻なので自由通路の照明が落とされているという非日常体験をしました。
ひなたフェス開催期間は宮崎市内のホテルがほぼ全て埋まり、同じ宮崎県内の延岡や都城の方もかなり埋まっていたんだそうです。
鹿児島市内のホテルも鹿児島中央駅周辺のホテルは空いておらず、駅からちょっと離れた天文館でやっと空室のホテルがあるという状態だったと記憶しています。
特急おひさま3号の鹿児島中央駅到着後は当然市電は動いておらず、駅から天文館にあるホテルまで歩いて戻りました。
2024/11/22 誤字を修正
*1:グリーン席0.5両、普通車指定席1.5両