延岡から570円区間までの乗車券です。
延岡から570円区間は、上りが宗太郎駅まで、下りが南日向駅までがそれぞれ該当します。
エドモンソンサイズの切符ですが、マルス券と同じものに印字されたものとなっています。
従来の延岡駅では、みどりの窓口が特急列車がすべて発車する時間帯までは営業を行っていたのですが、2022年のダイヤ改正で営業時間を短縮しています。
それの救済措置として、従来あった現金専用の券売機を置き換える形で指定席券売機を設置しています。
従来型の券売機を置き換えたため、近距離の乗車券に対応するべく、
延岡駅の指定席券売機では現金専用の近距離きっぷのメニューが設定されています。
従来の近距離向け券売機が1台しかなかった駅で、それを指定席券売機で置き換えた駅は近距離きっぷのメニューが設定されているようです。
近距離きっぷのメニューから乗車券を購入すると、エドモンソンサイズのマルス券で発券されます。
私はというと、早朝に運転される佐伯行きの普通列車に乗車して宗太郎駅に向かうのに使いました。
日豊本線の佐伯~延岡間(所謂「宗太郎越え」区間)を通し運転する1.5往復の普通列車には、特急型車両の787系4両編成が充当されています。
車両こそ4両ありますが、実際に乗車できるのは先頭車両の1両だけで、残りの後ろ3両は締切扱いとなっています。
この車両、大分駅以南の特急運用時ではワンマン運転を行っていますが、宗太郎越え区間の普通列車として充当されているときには車掌が乗務しています。
車内改札や切符の発売のために車掌が乗務していると思われます*1。