博多から長崎までの、かもめネット早特3のグリーン席用です。
かもめネット早特3は、乗車日の3日前までの予約・購入で割安に利用できるJR九州インターネット列車予約限定の割引切符です。
設定区間は、博多~浦上・長崎間だけとなっています。
2024年9月26日以降の購入分に関しては、QRコードを利用したチケットレス乗車の対象商品となっていて、発券せずに予約のQRコードを改札で読ませることでそのまま乗車できるようになっています。
かもめネットきっぷ、かもめネット早特3には、普通車指定席用の他にグリーン車指定席用の設定があります。
この時の乗車では、グリーン車用を利用しています。
同時に発券された指定券です。
この時に利用したのは、
博多→武雄温泉は特急リレーかもめ5号、武雄温泉→長崎は新幹線かもめ5号です。
かもめネット早特3の本券に加えて、在来線特急と新幹線の指定券の計3枚を使うことになります。
なお、西九州新幹線にはグリーン車の設定がないため、グリーン車利用区間は在来線特急区間のみとなります。
そのため、指定席券も
- リレーかもめ5号が指定券(グリーン)
- かもめ5号が新幹線指定券
となっています。
武雄温泉駅までは、特急リレーかもめ5号に乗車しています。
この時の乗車では時間の都合で、博多駅ではなく二日市駅から利用しました。
「リレーかもめ」を名乗る特急列車の大半は二日市駅を通過しますが、早朝や深夜などの一部の列車は停車します。
特急リレーかもめ号の大半の列車が787系8両編成が使われますが、ごく一部に885系、みどり・ハウステンボス(リレーかもめ)という佐世保・ハウステンボス発着の特急も兼用してる列車だと783系が使われるものもあります。
武雄温泉駅では同一ホームで、長崎行きの新幹線かもめ5号に乗り換えとなります。
全列車がN700Sの6両編成で、6両全てが普通車で構成されていて、グリーン車の設定はありません。
乗車時間は全区間乗り通しても30分ちょっとなので、グリーン車の設備は不要と判断されたんだと思います。
指定席車両となる1~3号車と、自由席車両となる4~6号車では座席で差別化は図られていて、
前者の指定席車両だと2+2列配置、後者の自由席車両だと3+2列配置の座席がそれぞれ並びます。
西九州新幹線はネット予約の割引がそれなりに充実しているのもあり、割引を利用することで販売額が 指定席<自由席 という構図が起こりやすくなっています。
そのため、指定席車両は混んでいることが多いが、自由席車両は窓側席ぐらいしか埋まっていないという光景をそれなりに目にします。