東舞鶴駅の懐鉄入場券です。
東舞鶴駅では、「特急あさしお」の1種類を発売していました。
特急あさしお号は、京都と東舞鶴・城崎・倉吉・米子を結んでいた気動車特急です。
同じ「あさしお」でも経路が異なる列車があり、中には京都→綾部→西舞鶴→(宮津線)→豊岡→城崎という、途中で3回も列車の進行方向が変わる列車があったり、
行きと帰りで違う経路を通るために列車の編成が逆転したまま京都駅に戻ってきたりと、今の時代だと運用効率が悪すぎて絶対にやらない経路を走ってたりしてました。
当初は4往復で車両はキハ80系が使われていましたが、のちに他線の特急で使われていたキハ181系に置き換わって6往復に増発されました。
1996年に山陰本線の園部~福知山間が電化されると、電車特急の「きのさき」「はしだて」等が運転を開始し、入れ替わる形で特急「あさしお」は廃止となりました。