宮崎から神戸までの、宮崎カーフェリー「フェリーろっこう」の乗船券です。
ネットから予約して、受取機で発券したレシート券になっています。
券面の下部にQRコードが印字されていて、乗船前に係員が読み取り機で読み取りを行います。
宮崎カーフェリーは、宮崎県の宮崎港と兵庫県の神戸三宮港を結ぶ夜行のカーフェリーです。
「フェリーたかちほ」「フェリーろっこう」の二隻が就航していて、この時に乗船したのは「フェリーろっこう」でした。
2022年に就航した新造船で、「こうべエキスプレス」の代船として建造されています。
船名の由来は、兵庫県の「六甲山」が由来になっていると思われます。
この時の乗船で使ったのは、2段の開放寝台が並ぶドミトリーです。
船内では一番多く設定されている区画となります。
ツーリストという雑魚寝区画もありますが、ドミトリーに代替される形で縮小されています。
宮崎カーフェリーのドミトリー区画ですが、阪九フェリーや名門大洋フェリーの開放寝台に慣れてしまっていると、視覚的にも「狭いな」と感じました。
とはいえ、寝台に横になって寝る分には特に問題はなく、寝心地も上々でした。
全てのドミトリー区画は船体の内側にあるため、基本的に電波が届きません。
ドミトリーの寝台の1人あたりのスペースは狭めで、下段寝台はベッドの下のスペースが荷物置きとして使えます。
上段寝台は中央の階段で昇り降りできますが、荷物を置くスペースが見当たりませんでした。