名古屋から新大阪までの、新幹線のぞみ363号の乗車券・新幹線特急券の一葉券です。
EX予約で予約したもので、この時は7号車に設定されているS WorkPシートを利用しています。
券面上部に「EX予約 S WorkPシート」と印字があります。
当時はS Work車両自体がEX予約・スマートEXからしか予約・購入ができなくなっていて、早特系の割引も使えませんでした。
2024年5月頃からEX予約・スマートEX限定という縛りが緩和されて、
駅や指定席券売機でもS Work車両を指定することができるようになっています。
早特系を使ってのS Work車両を指定することもできるようになったみたいです。
S Work車両の設定当初は、「のぞみ」の7号車だけに設定されていましたが、
のちに「ひかり」「こだま」の7号車にも拡大されています。
3人掛け座席のB席にパーテーションが設置されている。
S WorkPシートは、東海道・山陽新幹線を走る16両編成の新幹線のうち、
7号車の3列座席(A・B・C席)のうち5列を対象に、真ん中B席部分を潰してパーテーションを設置しています。
B席部分のパーテーションには物置として使えるスペースがあり、実質1.5席分の専有面積があります。
座席も調整が施されていて、
リクライニング角度が浅くなっていたり、
背面テーブルを手前にスライドさせると傾斜がつくようになっており、キーボード操作がしやすくなる仕様になっています。
N700・N700Aでは窓側席となるA席にだけコンセントがありますが、
N700Sでは通路側となるC席にもコンセントが備わっています。
S WorkPシートの利用には、乗車距離に関わらず1,200円の追加料金が必要となります。
なお、2025年5月15日乗車分以降は、S WorkPシートの追加料金が2,000円に値上げされることが発表されています。
この時は名古屋から新大阪と、比較的短距離でS WorkPシートを使っています。
PC作業に割り切ったような設計となっていますが、B席にパーテーションがあることで、A席利用時だとプライベート感が増すのはいいなとも思いました。
リクライニング角度が他の席よりも浅くなっているため、人によってはそこが物足りなく感じるのかもしれません。
あとは前述したように、背面テーブルを手前に最大までスライドさせるとテーブルが傾斜するため、
飲み物をテーブルに乗せている時は注意が必要です。