スカイレールの みどり口駅から170円区間までの乗車券です。
QRコードタイプの乗車券となっていて、乗車時に自動改札機のリーダーにQRコードをかざして利用します。
2013年に乗車券がQRコードタイプに変更されていて、それ以前は普通の自動改札対応の乗車券だったと記憶しています。
スカイレールは乗車と降車で導線が分かれていて、乗車時だけ改札機で改札を行っていました。
そのため、自動改札機は一方通行になっていました。
降車時に乗車券の回収とかはやってなかったので、そのまま手元に残った形となります。
磁気乗車券だった時代は、乗車時の改札機に通した時点で乗車券が回収され、
車両には無札で乗車し、そのまま降車するというスタイルだったんだそうです。
中間駅の みどり中街駅の乗車券です。
運賃は170円均一となっていて、いずれも券面に「大人170円」とQRコードが印字されている乗車券が発券されます。
スカイレールは2024年4月末まで運転していた、広島県広島市にあるスカイレールタウンみどり坂というニュータウンへのアクセス路線でした。
丘陵地の上にあるニュータウンと麓を結ぶため、勾配に強いモノレールとロープウェイを足して2で割ったような車両が使われていました。
車両というよりもゴンドラと言ったほうがしっくりきますが、法的には鉄道扱いとなっています。
勾配はかなり急なものの、運転速度はゆっくりで、
山陽本線の瀬野駅に隣接して、スカイレールの「みどり口駅」がありました。
瀬野駅の改札からは通路でつながっており、雨に濡れずに移動することもできました。
スカイレールに乗って、終点の「みどり中央駅」に移動しています。
駅周辺は住宅街となっていて、コンビニの類の店はありません。
中間駅として、「みどり中街駅」がありました。
スカイレールの車両が進行方向に向かって左側にしか乗降扉がない関係で、
みどり中街駅だけは上下線で乗り場が分かれていました。
互いの乗り場へは、地下通路で結ばれていました。
スカイレールは維持費や採算面から2024年4月30日に運行を終了し、
代替となる電気バスが運転を始めています。