紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

帯広→新千歳空港 企画乗車券【レールアンドレンタカー】

 

帯広から新千歳空港までの、レールアンドレンタカー割引適用の乗車券です。

 

券面左上にはR&R 950という印字があり、レールアンドレンタカー割引を適用していることを示しています。

 

 

レールアンドレンタカーは、JR券とレンタカーをセットで販売しています。

 

利用には色々と条件があります。

  • 「片道」「往復」「連続」乗車券の営業キロ201km以上利用の場合、運賃20%、料金10%割引となる。
  • 最初にJR線を利用するのを条件にしている。
  • JRの出発駅から駅レンタカー所在駅までの営業キロが、最短経路で101km離れている必要がある。
  • 複数人利用の場合、全員が全行程同一で利用する必要がある。

 

レンタカーを借りないとそもそも利用ができないので、利用には普通自動車運転免許を取得しておくのが必須条件となります。

 

なお、JR乗車券類に関しては、駅レンタカー券と同時に購入する場合に限って割引が適用されます。

 

 

ただ、割引は通年で適用されるわけではなく、

ゴールデンウィーク期間、夏休み期間、年末年始期間はJR券が割引適用外となります。

 

料金券に関しては、新幹線「のぞみ」「みずほ」は割引対象外となっています。

自由席特急券で割引を効かせた場合も、「のぞみ」「みずほ」には乗車できない制限が付きます。

 

 

同時に購入したレンタカー券です。

120mm券で発券され、駅レンタカーを使う際に係員に渡します。

 

この時は網走駅でレンタカーを借りています。

 

レンタカー券にはJR券のように区間が書かれていますが、借りた場所と同じ場所にレンタカーを返却する場合は同じ駅名が印字されるようになっています。

別の営業所で乗り捨てる乗り捨て利用の場合は、左が借りた営業所、右が返却する営業所が書かれます。

 

 

レールアンドレンタカー利用の流れとしては、

  1. インターネットで駅レンタカーの予約
  2. 予約番号の発行
  3. みどりの窓口で予約番号を伝えて、JR乗車券類と駅レンタカー券の購入
  4. JR乗車券類使用開始
  5. 駅レンタカー営業所でレンタカーを借りる

という流れとなります。

 

意外とJR券の発券が時間がかかっていて、この時は何らかの申し込み用紙に記入した覚えがあります。

 

JRのみどりの窓口以外だと、旅行会社で受け付けてもらえる場合もあります。

 

網走で借りた、トヨタ・ライズ

この時は帯広から釧路を経由して釧網本線を北上して網走へ。

網走駅でレンタカーを借りて、斜里や知床方面に行きました。

 

公共交通機関だけで行きにくい場所を補完する手段としては有用だと思います。

 

 

JR乗車券が長距離になればなるほど割引される値段も大きくなるので、

場合によっては普通に乗車券を買うよりも、レンタカーを借りた額を入れてもそちらが安くなるというパターンも起こり得ます。