北見から旭川乗換で札幌までの、特急大雪2号と特急ライラック22号の特急券です。
レールアンドレンタカーきっぷの割引が適用されていて、料金が1割引となっています。
途中の旭川駅で列車を乗り換えていますが、特急料金は北見から札幌までの通算となっています。
2017年のダイヤ改正で、
4往復あった札幌~網走間運転の特急オホーツクのうち、2往復が運転区間を旭川~網走間に短縮した上で特急大雪が設定されています。
この時に札幌~網走間の特急列車を旭川駅で途中下車せずに乗り継ぐ場合に、特急料金を通算できる乗継料金制度が設けられていました。
2025年のダイヤ改正では、大雪は特急列車から特別快速に格下げされています。
特急料金自体が不要となった上に、車両もH100形2両編成(全車自由席)に変更されています。
そのため、現在は特急大雪と特急ライラックを乗り継ぐ特急券は発券できなくなっています。
また、前述した札幌~網走間の特急列車を旭川駅で途中下車せずに乗り継ぐ場合に、特急料金を通算できる乗継料金制度に関しても、
特急大雪が特別快速に格下げされたと同時に廃止されたそうです。
2023年から2025年の2年間、特急大雪にはキハ283系が充当されていました。
グリーン車はなく、普通車だけのモノクラス編成となっていました。
ヘッドマークのLEDには、列車名の由来となった大雪山のイラストを表示していました。
2017年から2023年までは、キハ183系が使われていました。
最初は初期型のキハ183系が使われていましたが、途中で特急北斗で使われていた後期型のキハ183系に置き換わっています。
特急大雪2号の終着駅となる旭川駅では、同じホームで札幌行き特急ライラック22号に乗り換えることができました。
旭川駅からの乗客と、特急大雪からの乗換客を同じ列車に乗せるため、
6両編成で定員の多い789系0番台が充当されます。
その789系0番台の1号車には、普通車・グリーン車問わずに窓側にコンセントが設置されています。
パソコン専用と書かれているものの、スマートフォンの充電等に使うこともできます。