岡山から東京までの、寝台特急サンライズ出雲の特急券・B寝台券です。
従来、寝台券はみどりの窓口でしか購入することができませんでしたが、
2020年4月1日からJR西日本のネット予約 e5489 から
寝台特急サンライズ瀬戸・サンライズ出雲の個室寝台の取り扱いが始まり、そちらから購入することもできるようになりました。
この時、初めてe5489から寝台特急サンライズ出雲の寝台券を購入しています。
予約購入までの様子を簡単に書いてみます。
以下の予約時の様子は2024年当時のものなので、今は変更されている場合があります。
この時は、岡山から東京までの経路を出す方法から予約を行いました。
岡山から東京まで、22時30分発ぐらいに設定すると、
寝台特急サンライズ瀬戸・出雲が候補に出てくると思います。
出てきた候補のサンライズ瀬戸では、
- 普通車指定席
- B寝台(禁煙または喫煙)
- A寝台(禁煙または喫煙)
の設備が出てきます。
B寝台を選択した場合、初期状態で設備がシングルツインになっています。
B寝台のシングルツイン以外の他の設備を利用する場合、
「この列車を変更」を押して設備を変更する必要があります。
「この列車を変更」のボタンを押した後に、ポップアップが出てきます。
「後の列車」のボタンがあるので、それを選択します。
すると、他のB寝台の設備が一覧表示されます。
この時は
だけしか空いていませんでした。
禁煙がよかったので、この時はサンライズ出雲の禁煙シングルを選択しています。
なお、e5489から寝台券を予約する場合は部屋番号を選ぶことはできず、
階上・階下・平屋のどこになるのか、予約が確定するまでわからなくなっていました。
予約完了後に部屋番号がようやく表示されるので、そこでやっと部屋の場所がわかるという感じでした。
Twitter情報だと、2025年4月からは部屋の位置をシートマップで指定できるようになったらしいです。
ランダムに指定されたのは、5号車の11番個室でした。
5号車は普通車指定席ノビノビ座席が充てられている電動車ですが、
東京寄り車端部に平屋のシングル個室が2部屋だけ設定されています。
11番が海側、12番が山側の個室となります。
平屋のシングル個室はいずれも車端部の台車直上辺りに設定されているため、
走行中に揺れを拾いやすいという欠点はあります。
その代わり、天井は高くなっているので、縦方向ではゆとりがあると言えます。
この時が数年越しの寝台特急サンライズ瀬戸・出雲乗車となりましたが、
e5489が寝台券に対応したことで予約・購入するのに駅まで出向かなくてよくなったのは楽になったと思います*1。
ただ、明らかに昔に比べて寝台券が取りにくくなった感もありました。
ネット予約対応によって手軽に予約できるようになった反面、競争率が上がった可能性もあります。