津和野から新山口までの、快速「○○のはなし」の指定席券です。
e5489の観光列車チケットレスで予約・購入したものを、
観光列車チケットレスは、JR西日本とJR四国の一部の観光列車を対象にした片道タイプの料金券です。
チケットレスで乗車する場合は、e5489のチケットレス提示用画面をスマートフォン等で表示して使用します。
パソコン版の場合は、チケットレス提示用画面を印刷して使うそうです。
みどりの窓口も指定席券売機もない駅から観光列車の指定席に乗車する場合、
観光列車チケットレスが役立つと思います。
話を戻しますが、○○のはなしは本来であれば
それが2023年6月の豪雨で山陰本線の長門市~小串間が不通となったため、
以降は不定期に別の線区で運転を行っています。
2024年以降だと、
で運転を行っていました。
私が乗車した2025年1月は、
その時の指定席券の券面の列車名の所には、
○○のはなし(山口線)
と線区名も印字されていました。
「○○のはなし(山口線)」が正式な列車名となっているようです。
ちなみに、英語表記で発券すると列車名が
MARU MARU(YAMAGUCHI)
となります。
「はなし」どこいった?
○○のはなしには、専用のキハ47形の2両編成が使われます。
この車両は、2007年から2017年まで新下関~仙崎間で運転していた
観光列車「みすゞ潮彩」の車両を再改造したものです。
全車指定席で、
1号車が和風車両、2号車が洋風車両と、
内装に違いがあります。
往路の新山口から津和野で乗車した、1号車の和風車両です。
みすゞ潮彩時代だと自由席として使われていた車両*1を改造していて、面影がないほどに変わっています。
車内はどこか和風カフェっぽい雰囲気の車両となっていて、
一部の座席には畳が使われています。
テーブル部分にコンセントが設置されていて、スマートフォンの充電等に使えます。
復路の津和野から新山口まで乗車した、2号車の洋風車両です。
こちらは改造元の「みすゞ潮彩」のレイアウトを踏襲しており、
壁紙や座席モケットを変更したり、壁にコンセントを追加で設置する改造を行っています。
全ての座席が横向きに設置されていて、
山陰本線での運用時には海が見えるような配置となっています。
車内販売を行う売店は2号車にあります。
山口線での運用時は、往路と復路で停車駅が異なっていました。
往路の津和野行きでは
の順で停車しますが、
復路の新山口行きでは
・・・と、山口県の県都 山口市の代表駅(ということになっている)山口駅すら通過します*2。
車内イベントは往路・津和野行きで行われ、
この日は「湯田温泉に関するはなし」だったと記憶しています。