JR九州が2023年の夏から期間を限定して定期的に発売している、こどもぼうけんきっぷです。
利用日の前日までに購入が必要となりますが、JR九州管内の普通列車が指定した1日間乗り放題になります。
別途、特急券等を買い足すことで、特急列車や九州新幹線・西九州新幹線にも乗車できます。
小学6年生以下を対象に使ってもらうのを想定したきっぷのため、
券面の説明書きの殆どがひらがな表記になっています。
2022年に発売していた、こどもおでかけきっぷの後継となる企画券です。
フリー区間の表記が「JR九州 ぜんぶのれるよ」になっているのも以前と同じです。
この手のリニューアルするパターンは販売額が上がるのが殆どですが、
こどもぼうけんきっぷの場合は、なぜか販売額が100円に下がっています。
JR九州は2025年4月に運賃改定を行い、初乗り運賃が200円になりました。
子ども運賃は半額の100円となるので、どの区間でも1回乗っただけで元が取れるようになりました。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始といった、小学校が長期休みとなる期間に使えるように利用期間が設定されているようです。
案内書にしても、殆どがひらがなで書かれています。
こどもぼうけんきっぷは、お子さま単独での利用も可能となっているので、
恐らくはお子さま一人旅の利用も想定してこうしてあるのかなと。
購入時期によって案内書の文面が変わったり、絵文字が付いたりと、
細かい変化がある場合があります。
こどもぼうけんきっぷの販売箇所は、
インターネット列車予約に関しては、決済方法がクレジットカード決済のみとなっているため、
家族カード含めてクレジットカードを持てない*2であろう小学生以下のお子さま単独では、ネット予約は購入手段として使えなくなっています。
指定席券売機のUIさえ理解できていれば小学生単独でも現金で購入は可能ですが、
それができる小学生というのもだいぶ限られてくる気はします。
いずれにせよ、保護者の代理購入が前提となってる感はあります。
私の場合は年齢的に利用条件を全く満たさない上に、親戚含めて利用条件を満たす人もいないので、
利用しないのを前提に購入しただけとなっています。