肥後大津駅の入場券です。
窓口のE-POSを使って発券されたものです。
駅名の読みは「ひごおおづ」となっています。
豊肥本線は熊本駅から肥後大津駅までが電化しており、熊本方面からの電車は肥後大津駅まで乗り入れます。
少数ながら、熊本~宮地間を直通運転する気動車の普通列車もあります。
特急列車を含めて全列車が停車します。
2023年からは、南阿蘇鉄道からの直通列車が肥後大津駅まで乗り入れるようになりました。
2011年までは、1日1往復だけ特急有明が肥後大津駅まで乗り入れていました。
肥後大津駅は北口と南口で改札が分かれていて、
構内踏切で北口・ホーム・南口を連絡することができます。
南口の方には2017年から使われている愛称の「阿蘇くまもと空港駅」がデカデカと掲げられています。
熊本空港から比較的近い場所に肥後大津駅があるため、この愛称が付けられたんだそうです。
熊本県から運行委託されている空港シャトルバス「空港ライナー」が肥後大津駅と熊本空港を結ぶ形で運行されていて、無料で乗車することができます。
空港ライナーはハイエースといったワゴン車で運転され、ダイヤにしても飛行機に接続するように組まれています。
そのため、列車によっては空港ライナーに接続しない場合もあり、その場合はタクシー等を使う必要が出てきます。
将来的には、肥後大津駅辺りから分岐して熊本空港までを結ぶ鉄道路線を建設する構想もあるそうです。
他にも、熊本~大分を結ぶ特急バス「やまびこ号」、熊本~由布院・別府を結ぶ定期観光バス「九州横断バス」も肥後大津駅に立ち寄っていて、いずれも南口を発着しています。