紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

快速あそ 指定席券

 

阿蘇から熊本までの、快速あその指定席券です。

 

種別の「快速」が入るという、まあまあ珍しいパターンの列車名となっています*1

 

 

これは当時、熊本~宮地間で特急あそ号が走っていたため、

それの区別のために種別の「快速」を入れたと思われます。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

2024年のゴールデンウィーク期間に、久大本線の久留米~由布院間でSL人吉で使われていた50系客車を使った快速「ゆふいん号」が運転されましたが、

2024年のお盆休み期間に、豊肥本線の熊本~阿蘇間で同じような列車を運転した・・・というわけです。

 

 

指定席料金は1,680円と、快速ゆふいん号と同額で設定されていました。

青春18きっぷ等と併用することもできました。

 

DE10形ディーゼル機関車のプッシュブル運転で50系客車を牽引している快速あそ

快速あそは、運転区間の途中に立野スイッチバックがあるため、

DE10形ディーゼル機関車 + 50系客車3両 + DE10形ディーゼル機関車

という、客車の前後に機関車を連結したプッシュブル運転でした。

 

 

なお、時刻表上では熊本~阿蘇間に途中停車駅はなく、実質ノンストップ運転となっていました。

が、上り熊本行きに限っては途中の立野駅で20分停車し、列車の外に出てホームで写真撮影ができるようになっていました。

 

客室乗務員の乗務はなく、車内販売も行われていませんでした。

 

 

 

実際に阿蘇駅から熊本行きに乗車しましたが、熊本から来た列車が阿蘇駅でそのまま折り返すため、

阿蘇駅12時08分発と観光で使うには発車時刻が早すぎると感じました。

 

一応、阿蘇駅周辺のホテルに宿泊後に、帰りの足として使う・・・ことは可能なんだとは思いますが。

 

 

 

2025年の夏季期間には快速あそは運転されず、

代わりに特急「豊肥本線かわせみやませみ」が運転されることになっています。

 

こちらは熊本~宮地間で運転され、熊本からの日帰り往復利用だと阿蘇に約6時間滞在できるように設定されています。

*1:なお、関西地区のうれしート導入により、列車名に「快速」が入る列車が増えた模様