この時は125ccのバイクごと乗船したため、券面に「単車125cc未満」の記載があります。
バイクを積載して二等寝台を使うと運賃が距離の割にべらぼうに高くなるため、今回は二等を利用しました。枕と毛布が備え付けてある指定席の雑魚寝区画です。
松山・小倉フェリーは愛媛県の松山観光港と福岡県の小倉港(浅野)を結ぶ航路を夜行1往復運航しています。
愛媛県と福岡県を夜通し移動するため、利便性こそ高いものの、運賃がどんどん値上がりしていってるので使うのに躊躇する航路でもあります*1。
愛媛県にバイクで行った帰りの足として乗船しました。乗船したのは「フェリーはやとも2」です。
元々は関西汽船の船として就航し、2009年に関西汽船が営業譲渡してフェリーさんふらわあによる運行となり、2013年にフェリーさんふらわあが松山~小倉航路から撤退し、航路と一緒に石崎汽船の完全子会社として設立された松山・小倉フェリーが継承して今に至っています。
1987年に就航して現時点で35年選手の船となっていますが、置き換えの話は聞いたことがなく、航路そのものがそのうちなくなるんじゃないかなと予想しています。
21時55分に出港し、翌朝5時に到着するダイヤとなっています。到着後、7時まで船内休憩をすることができますが、人道橋が一旦切り離されるため、次に船外に出れるのは6時半以降となります。
なお、二輪を含む車両ごと乗船している場合は、港に到着後に車両を港の指定された場所まで移動させてから再度船内に戻る必要があります。
どの道4時台に起きて着岸後にバイク動かすんだったらわざわざ船内に戻る必要なくね?ってなったので、この時は船内休憩をせずにそのまま港からバイクを運転して帰路に就いています。
*1:同じ北九州発でも距離的に遠い関西航路の方が運賃が安い始末