紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

藤沢駅 普通入場券

 

藤沢駅の入場券です。

 

 

藤沢駅には指定席券売機こそありますが、入場券の口座がありません。

そのため、マルスの入場券を買うためには、窓口にて購入する必要があります。

 

藤沢駅の北口駅舎

藤沢駅は神奈川県藤沢市にある、東海道本線小田急江ノ島線江ノ島電鉄線の駅です。

 

藤沢市の中心駅であり、小田急線や江ノ電を介した江ノ島への玄関口でもあります。

 

 

駅の北側がJR東日本、南側が小田急が使っています。

 

江ノ電は南口からつながっているデッキを通り、小田急百貨店のビルの中にある高架のホームを発着としています。

 

JR線の改札口からだと、軽い段差がある程度で階を跨ぐ上下移動がなく、江ノ電のホームまで移動できます。

小田急の改札口からだと階段かエレベータで1つ上の階に上がる必要があります。

 

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東海道本線に関しては、特別快速などの料金不要の旅客列車と、平日に運転される特急湘南号の全列車が停車します。

かつて運転していた夜行快速「ムーンライトながら号」は、藤沢駅を通過していました。

 

 

特急湘南号の一部は、東海道貨物線上に設置された1番・2番ホームを発着しています。

 

藤沢駅の1番・2番ホームは東海道貨物線を通るライナー列車向けに設置されたホームで、

2021年ダイヤ改正でライナー列車が特急湘南に格上げされた後は、特急湘南号専用のホームとして使われています。

そのため、平日の特急湘南号が運転される時間帯にしか入れなくなっています。

 

伊豆方面の特急踊り子号は停車しません。

伊豆方面の特急踊り子号に関しては、隣の大船駅に停車します*1

 

 

 

小田急江ノ島線は駅がスイッチバック構造になっているため物理的に通過ができず、特急ロマンスカーを含めた全列車が停車します。

2022年以降は片瀬江ノ島駅まで乗り入れる特急ロマンスカーを除いて、藤沢駅を境に運行系統が分割されています。

 

 

 

ライトノベル・アニメ「青春ブタ野郎シリーズ」でもたびたび藤沢駅が出ているため、聖地巡礼等を兼ねて何度も藤沢駅へ行っています。

劇中だと、北口や江ノ電の駅舎がよく出てきています。

 

私自身が青春ブタ野郎シリーズのファンというのもあり、関東地方に来た時には藤沢駅周辺を拠点にすることが多いです。

 

 

また、藤沢駅の改札外自由通路*2の窓からは、天気がいいと富士山が見えたりもします。

*1:全車グリーン車の特急サフィール踊り子号に関しては、横浜~熱海間無停車

*2:小田急線の真上あたり

辻堂駅 普通入場券

 

辻堂駅の入場券です。

 

辻堂駅には指定席券売機こそありますが、入場券の口座が入っていません。

そのため、マルスの入場券を購入するには、窓口で買う必要があります。

 

辻堂駅の橋上駅舎。写真は東口駅舎

辻堂駅は、神奈川県藤沢市にある東海道本線の駅です。

 

普通列車と、平日に運転される特急湘南号の一部が停車します。

 

 

駅舎はホームの熱海寄りにある西口駅舎と、東京寄りにある東口駅舎に分かれています。

辻堂駅藤沢市の西に位置していて、東口駅舎の北側には2011年にオープンしたテラスモール湘南があります。

 

 

接続路線のない東海道本線の単独駅ですが、かつてはニュータウンの湘南ライフタウンと辻堂駅を結ぶ藤沢モノレールの構想があったんだそうです。

伊豆長岡→小田原 特急券(座席未指定)

 

伊豆長岡から小田原までの座席未指定券です。

 

沼津駅指定席券売機で購入したマルス券となっています。

伊豆長岡駅でも窓口で座席未指定券を購入することもできますが、現金のみの取り扱いで常備券が出てきます。

 

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指定席にしても値段は同じですが、この日はバス利用で時間がいまいち読めなかったのもあって、指定を取らずにそのまま使いました。

 

 

券面は「踊り子号・湘南号 乗車」と書かれているものの、

伊豆箱根鉄道には湘南号は乗り入れていません。

 

マルス券の場合は、方向別に記載される列車が決まっているのかもしれません。

 

伊豆箱根鉄道に特急踊り子号で乗り入れているE257系2500番台

伊豆箱根鉄道に乗り入れる特急踊り子号には、E257系2500番台の5両編成が充当されます。

 

伊豆箱根鉄道線内完結の乗車だと指定を取ることはできませんが、JR線に直通して熱海以遠まで利用する場合は指定席を取ることができます。

 

 

熱海・湯河原・小田原までの特急料金は、伊豆箱根鉄道線内でかかる200円とJR区間の760円を合算した960円となっています。

沼津駅 普通入場券

 

沼津駅の入場券です。

 

指定席券売機の入場券口座から購入したものです。

 

沼津駅の南口駅舎

沼津駅静岡県沼津市にある、東海道本線御殿場線の駅です。

御殿場線沼津駅が終点となっています。

 

沼津市の代表駅で、市の中心部に位置しています。

 

 

元々東海道新幹線沼津駅を通すという話もあったそうですが、線形や地盤の関係で隣の三島駅を通るルートで建設されています。

 

 

旅客列車は寝台特急サンライズ瀬戸&出雲を含めた全列車が停車します。

2012年までは、小田急線を介した新宿からの特急あさぎり号が御殿場線経由で沼津駅まで乗り入れていました。

 

 

また、一日に数本だけ、東京方面からの東海道本線直通の普通列車沼津駅まで乗り入れます。

 

この東京方面直通列車の車両はJR東日本の10両編成の電車が使われ、グリーン車も営業しています*1

 

 

現在は地上駅ですが、高架化する予定があるんだそうです。

沼津市内のどこかに、高架化された沼津駅の完成予想の模型があったと思います。

 

2023年には、ラブライブ!サンシャイン!!とコラボした装飾が北口駅舎に設置されていた

沼津駅自体は地上駅ですが、改札内を介した跨線橋で北口と南口を結んでいます*2

 

 

 

2023年3月25日から同年8月31日までの期間で、JR東海と沼津が主な舞台となるラブライブ!サンシャイン!!沼津ゲキ推しキャンペーン!としてコラボし、

その一環で沼津駅の北口駅舎と南口駅舎に、ラブライブ!サンシャイン!!の装飾が設置されていました。

 

私が沼津を訪れた時は北口だけに装飾が施されている状態で、南口は装飾される前でした。

 

 

沼津駅の装飾の他には沼津市内でスタンプラリーを行ったり、バスにラッピングを施して運行したり、浜松から沼津まで臨時急行ラブライブ!サンシャイン!!号を運転したりもしていましたね。

*1:熱海~沼津間はSuicaグリーン券未対応区間

*2:通り抜けるには入場券が必要

金谷駅(大井川鐡道) 普通入場券

 

大井川鐡道の金谷駅の入場券です。

窓口で硬券タイプのものが売られています。

 

大井川鐡道の金谷駅の駅舎

金谷駅静岡県島田市にある、大井川鐡道大井川本線の駅です。

駅舎は別ですが東海道本線金谷駅に隣接していて、接続駅となっています。

 

金谷駅には基本的に電車が発着していて、蒸気機関車電気機関車が牽引する客車列車は隣の新金谷駅を発着としています。

新金谷駅を発着とする客車列車に接続する形で金谷~新金谷間を運転する電車が運行されていて、その区間運転の電車から乗り継ぐ形で利用する形となっています。

久留米→掛川 新幹線特急券【e特急券】

 

久留米から掛川までの新幹線特急券です。

 

EX予約から特急券だけを購入した、e特急券となっています。

 

 

改札を出ないで途中駅で新幹線を乗り継ぐ場合、e特急券だと

席なし特急券+指定券の組み合わせで発券されます。

 

 

この時に使用した指定席は上から

  1. 久留米→新神戸 さくら540号
  2. 新神戸→浜松 ひかり502号
  3. 浜松→掛川 こだま714号

となっています。

 

 

久留米から掛川まで乗り換えなしで行ける列車は存在しないため、少なくとも1回以上の乗換が発生します*1

 

久留米から新神戸まで乗車した、さくら540号

久留米駅の上り新幹線の始発となる、さくら540号新神戸駅まで移動しています。

 

さくら540号は隣の新大阪駅まで行きますが、到着が他の乗り場と離れた20番線に到着するため、

乗り換えの移動距離が伸びるのを嫌って、同一ホームに列車が発着する新神戸駅で乗り換えています。

 

ひかり502号とこだま714号で乗車したN700系

新神戸から浜松まで乗車した、ひかり502号は岡山始発の新幹線です。

 

岡山駅から京都駅までは各駅に停車し、そこから名古屋→浜松→静岡・・・と停車していきます。静岡県の駅に停車するタイプのひかりです。

 

 

浜松駅でも同じホームで後続のこだま714号を待ち、掛川駅までの1駅間だけ移動しています。

 

この区間だけで指定席を取る必要性はなかったと思いますが、自由席でも指定席でも値段が同じだったので3人掛け座席の通路側C席で取りました。

*1:九州新幹線の直通列車は新大阪まで、東海道新幹線の直通列車は博多までしかそれぞれ行かないため

久留米→馬橋 乗車券

 

久留米から馬橋までの乗車券です。

 

 

e5489から乗車券だけを購入しています。

 

e5489は予約できるエリアがあり、JR東日本エリアだと

辺りまでは予約できるようです。

 

それ以遠となる東北地方や北海道エリアはe5489の予約エリア外となっています。

 

 

 

元々は東京辺りまで利用できればよかったのですが、東京発着にすると着駅が「東京都区内」となり、東京都区内の各駅までの利用となります。

 

山手線のどこかの駅で途中下車する可能性を考え、同じ運賃となる14,490円区間までで着駅を伸ばして常磐線の馬橋までにしています。

最終的には秋葉原駅まで使ったと記憶しています。

ANA271便 搭乗券

 

羽田から福岡までの、全日空・ANA271便の搭乗券です。

 

セール運賃で取って、北海道からの船旅帰りに利用したものとなります。

 

福岡空港に到着した、ANAボーイング787

充当された飛行機は、ボーイング787が充当されていました。

確かこの時に初めてボーイング787に乗ったと記憶しています。

 

羽田~福岡線のANA便では、細かい仕様の違いはあるものの、大半の便にボーイング787が充当されるようになっています。

 

この時の搭乗では、到着機材遅れで出発が遅れ、

福岡空港にも何らかの要因で遅れて到着し、門限*1となる22時ギリギリに到着したと記憶しています。

*1:福岡空港は市街地の中に位置している関係で、騒音対策のために門限がある

大洗→東京山手線内 普通乗車券

 

大洗から水戸経由で東京山手線内までの連絡乗車券です。

 

大洗駅の窓口端末から発券したものとなります。自動改札を通るマルス券と同じ85mm券となっています。

裏は磁気タイプになっているので、恐らく自動改札機に対応していると思います。

 

 

JR区間となる東京山手線内~水戸間が東京近郊区間内に収まっていて、かつ在来線経由の経路となっているため、下車前途無効の乗車券となっています。

鹿島臨海鉄道JR東日本の境界駅となる水戸駅だけは、有人改札で申し出ることで下車できると思われます。

 

なお、JR区間となる東京山手線内~水戸間は紙の切符でも、交通系ICカードでも同じ2,310円なので、どちらを使っても価格は同じとなります。

水戸駅で下車する場合は、大洗~水戸間と水戸~東京山手線内区間を別々に購入したほうがスムーズだったりします。

 

鹿島臨海鉄道ガルパンラッピング車両

この時は大洗から羽田空港に向かう際に実利用しています。

水戸駅ですぐに品川行き特急列車に乗り換えたので、水戸駅での買い直しの手間を省くために連絡乗車券を購入しています。

 

 

鹿島臨海鉄道交通系ICカードに対応していないので、

大洗駅から乗車する場合は現金で乗車券を購入する必要があります。

苫小牧→大洗(プレミアム・さんふらわあふらの) 乗船券

 

苫小牧発大洗行きの、商船三井フェリーさんふらわあ ふらの」の乗船券です。

 

個室のカードキーを兼ねた磁気カードタイプで、カードの表面の下の方には乗船・下船時の改札で読み取るバーコードが印字されています。

 

 

商船三井フェリーは、茨城県大洗港と北海道の苫小牧西港を結ぶフェリーを

  • 夜に出発して翌日の昼過ぎに到着する夕方便
  • 日付の変わった深夜に出発して当日の夜に到着する深夜便

それぞれ2往復運航しています。

 

 

この時に乗船したのは夕方便です。

 

苫小牧西港の入船公園から撮影した、さんふらわあ ふらの

この日に充当されていたのは、「さんふらわあ ふらの」でした。

 

2017年に就航した船で、さんふらわあ ふらの(初代)の代船として二代目のさんふらわあ ふらのとして建造されています。

 

基本的には夕方便に充当されますが、ドック期間等で稀に深夜便に充当されることもあるそうです。

 

さんふらわあ ふらの」のプレミアム個室

今回利用したのは、プレミアムという2-3人用の個室です。

 

ツインベッドにユニットバス、補助ベッドにもなるソファー、専用バルコニー*1が設置されたアウトサイドの部屋です。

あとはアメニティ類もありました。

 

2、3人で使うのを想定している個室のため、1人利用だとかなり広々としています。

 

プレミアム個室の専用バルコニー

専用バルコニーには、ビーチとかにありそうなリクライニングする椅子が設置されています。

ウッドデッキになっているので、晴れてれば裸足でも過ごせます。

 

ameblo.jp

私の別ブログに、実際にプレミアム個室を利用した際の乗船記を書いています。

気になる方はどうぞ(ステマ

 

 

 

前述しましたが、プレミアム個室は2,3人用の個室です。

まともにプレミアム個室を1人で使おうとすると、貸切料金がかかってかなり割高となります。

 

この時は、旅客運賃が20%割引となる「さんふらわあ春割」と、

プレミアム個室の貸切料金が免除となる「シングルプレミアムキャンペーン」を併用したため、1人利用で2万円ちょっとで済んでいます。

 

 

元々旅程を立てている時点では、プレミアムではなくスーペリアを使うつもりでした。

が、実際に予約の段階でプレミアムとスーペリアの値段を比較したところ、

 

あと数千円足せばプレミアムが利用できる

 

という価格差だったので、奮発してプレミアムを使ったというわけです。

 

 

 

苫小牧から大洗までは19時間かかりますが、

プレミアム個室を利用したら快適過ぎてあっという間に時間が過ぎて、気付けば大洗に着いていました。

 

 

 

なお、プレミアムより上位の個室に「スイート」が1部屋だけあります。

こちらは貸切料金が免除になるキャンベーンはやっていないので、1人で利用するとなるとかなりの額がかかります。

*1:バリアフリー対応の個室だとバルコニーが設置されていない

ADO113便 搭乗券

 

福岡から新千歳までの、エアドゥ・ADO113便の搭乗券です。

 

 

2022年7月に、エアドゥは新千歳~福岡線を開設しています。

 

朝に新千歳からADO112便で福岡に到着し、

その折り返しのADO113便として運航される形となっています。

 

 

ANAとのコードシェア便にもなっていて、ANAから予約・購入した場合は、

便名がANA4813便となります。

 

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過去にANA4813便として乗ったことがあるので、

福岡→新千歳でエアドゥを使うのは、この時が2回目となります。

 

福岡空港に到着した、エアドゥの飛行機

新千歳~福岡線では、ボーイング737-700が充当されます。

機内の座席配列は3+3列となっています。

 

ダイヤは時期によって若干変更はありますが、午前中に福岡を発って午後に新千歳に到着するフライトとなります。

 

 

なお、ロコンジェットに使われるボーイング767-300は福岡線には充当されないので、福岡でロコンジェットは見れなくなっています。

Nライナー3号 乗車整理券

 

西鉄が2024年4月と5月に運行した、臨時の有料座席列車「Nライナー」の乗車整理券です。

 

 

西鉄電車は有料座席列車の運行を検討していると、いつだったかの報道で見た気はしますが、試験運行も兼ねてか2024年の

  1. 4月19日(金)
  2. 5月7日(火)
  3. 5月17日(金)
  4. 5月21日(火)

の計4日間運転されました。

 

1号、3号、5号の下り列車だけが計3本が運転され、

で、それぞれ運転されています。

 

Nライナーは西鉄福岡~西鉄二日市間は無停車運転*1で、西鉄二日市駅以南は急行停車駅に停車していました。

なお、乗車できるのは西鉄福岡駅のみで、西鉄二日市駅以南の停車駅はいずれも降車専用となっていました。

 

下りのみの運転で、便名も奇数だけを使っていることから、

上り便を偶数の便名を使って運転するのも考えていたのでしょうか?

 

 

乗車整理券の裏面には、編成表とアンケートのQRコードが書かれていました。

 

 

乗車整理券は運転日当日に西鉄福岡駅の駅事務室にて発売していたようです。

当日の21時以降は、北口改札外コンコースで発売していました。

 

値段は300円でした。

購入は現金のみで、交通系ICカードを使っての購入はできませんでした。

 

何両目に乗るかは指定することができました。

座席自体は自由席となっていますが、1列車あたりの座席定員分の200人分しか発売しないので着席保障されているみたいな感じです。

 

有料座席列車Nライナーに使用された西鉄3000形

使用車両は転換クロスシート車の西鉄3000形5両編成が充当されていました。

 

種別幕に「Nライナー」「臨時」といった設定がなかったのか、「団体」の幕だけを出して運転していました。

 

 

 

このNライナー、どうも通勤帰りの客ではなく福岡ドームで行われたプロ野球の観戦客の利用を見込んで設定されたようです。

試合が終わる時間帯を見越してか、一番早い1号で21時41分発と遅い時間帯で運転していました。

 

この時間帯となると、帰りの通勤ラッシュが落ち着いてくる時間帯で、急行や特急でも並ばずに座れる場合があります。

 

プロ野球の試合が長引いて、本来のターゲットである野球観戦客が乗れない日もあったようで、

実際の利用は目標を大きく下回っていたんだそうです。

 

 

私も実際に無理矢理時間を捻出して乗ってきましたが、5両だと供給過剰な感はありました。

私が乗車した4両目に至っては、乗客が私以外いないという貸切状態でしたし・・・。

 

 

それと、始発駅となる西鉄福岡駅で乗客が確定してしまうので、西鉄二日市駅以南だと実質回送列車になって乗車できないことも勿体ないと思ったりしました。

 

あと、福岡ドームでのプロ野球の試合がある日ですが、臨時の高速バスが久留米方面にも運転されるので、本来のターゲットである野球観戦客がそっちを使ったのも考えられます。

 

私の視点だと「ターゲット選定ミスってね?」というのが、Nライナーに乗車した感想でした。

 

 

 

この記事を公開している時点では、再度Nライナーを運転するという話は聞いていないのですが、

「混雑する時間帯に定期列車に増結する形で、1両か2両だけでも設定してくれると300円払っても使う価値があるかなー?」

とか思ったりしています。

*1:薬院駅は乗降ドアを開けない運転停車だけしていた

券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷ

 

博多駅を基点に九州新幹線各駅間で設定されている、

券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷです。

 

その名の通り、券売機だけで販売している2枚きっぷです。

文面的には、「券売機だけ買える」が正しい気はするのですが・・・。

 

 

指定席券売機で購入すると、85mmサイズのマルス券が出てきます。

フォーマット自体は、2枚きっぷのものを流用しているように見えます。

 

 

指定席券売機ではない、普通の券売機でも販売しています。

 

こちらで購入すると、オレンジ地紋の券が85mmサイズで発券されます。

交通系ICカードの残高を利用しての購入もできます。

 

 

こちらも、券売機タイプの2枚きっぷのフォーマットを流用しているように見えます。

 

 

指定席券売機で購入すると、表紙券も発券されます。

 

 

 

 

さて、この券売機だけ買える!九州新幹線2枚きっぷですが、

販売額は2枚綴り博多~久留米間で3,260円1枚あたり1,630円となります。

 

これは、新幹線自由席を利用した際の博多~久留米間の正規料金と同額となります。

 

つまり、2枚きっぷと名乗っていながらも、割引率が0%の無割引の企画切符となっています。

 

 

JR九州のホームページにも、

 

九州新幹線を自由席で往復(無割引)ご利用される場合と同価格です。

 

と記載があります。

 

 

指定席は利用できないと券面に記載してあるので、

かつて発売していた「九州新幹線2枚きっぷ」のように、指定料金券やグリーン料金券での指定席やグリーン席へのアップグレードもできなくなっています。

 

有効期間は1ヵ月あるので、その点だけが正規料金に勝っている点・・・でしょうか?

 

 

 

わざわざ「券売機だけ」としたように、恐らくは窓口の混雑緩和のために設定した・・・であろう切符だと思われます。

 

 

1ヵ月以内に往復で新幹線を使う予定がある場合は使えなくはない・・・のでしょうが・・・。

 

ただ、片道利用だとスマートEXなどのチケットレスで乗車するやつを使っても同額になるわけで、ネット予約も絡まないので当然ポイントの類も全くつきません。

 

あまり利用場面を見い出せない・・・というのが、実際に使ってみての感想でした。

ゆふいん号 指定席券

 

由布院から久留米までの、臨時快速ゆふいん号の指定席券です。

 

 

2024年のゴールデンウィーク期間中に、SL人吉で使用していた客車を使った快速ゆふいん号が、久留米~由布院間で1往復運転されました。

4月27日、29日、30日、5月1日~4日、6日の計8日間運転されています。

 

 

由布院方面の列車が混雑する・・・という事で、運転を終了したSL人吉*1の客車を使った臨時便を仕立てたみたいな感じです。

 

客室乗務員は乗務しておらず、観光案内・記念乗車証の類も全くなかったので、純粋に臨時増発が目的だったんだと思います。

 

 

全車指定席で運転され、指定料金はSL人吉の時と同じく1,630円となっていました。

 

特急ゆふ号の自由席よりは高いが、特急ゆふ号・特急ゆふいんの森号の指定席よりは安いという料金設定でした。

 

DE10形ディーゼル機関車SL人吉の50系客車を牽引する、快速ゆふいん号

快速ゆふいん号は、SL人吉用の50系客車3両を、DE10形ディーゼル機関車が牽引する客車列車でした。

 

客扱いで停車するのは、途中の日田駅だけとなっています。

実際には天ヶ瀬駅豊後森駅運転停車を行っていました。

 

快速ゆふいん号のサボ

快速ゆふいん号のサボも、専用のものが用意されていました。

 

 

久留米駅を発って由布院駅に到着後、客車を切り離して機関車が着回しを行っていたそうです。

 

 

実際に乗車してみて、乗客の殆どが日本人で、インバウンド客が皆無でした。

インバウンド客が特急ゆふ特急ゆふいんの森を利用するのに対し、快速ゆふいん号は大して宣伝していない、マイナーな臨時列車だったというのもあったのかもしれません。

 

あとは、由布院駅前バスセンターから出ている福岡行きの高速バスの愛称が「ゆふいん号」と同じなのもあり、ゆふいん号=高速バスという認識もあったのかもしれません。

 

プッシュブル運転を行う快速ゆふいん号

運転初日となる4月27日と、運転最終日となる5月6日は、客車の両端にDE10形ディーゼル機関車を連結した、プッシュブル運転が行われていました。

 

これは、熊本の車両基地久留米駅の間で回送する際に、久留米駅での機回しを行わないためこうなったと言われています。

プッシュブル運転を行わない運転日では、竹下の車両基地久留米駅の間を回送していたんだそうです。

 

 

 

夏の臨時列車では、快速ゆふいん号の記載はなかったことから、恐らく運転はされないものと思われます。

 

 

 

 

2024年7月12日 追記

 

2024年7月8日発表のプレスリリースで、

2024年8月10日から同月18日まで、豊肥本線の熊本~阿蘇間の快速あそとして運転されることになりました。

 

快速ゆふいん号と同じく、SL人吉で使われていた50系客車3両を、DE10形ディーゼル機関車でプッシュブル牽引で運転するそうです。

途中停車駅はないですが、上り列車は立野駅で列車の外に出てホームで撮影できると記載がありました。

*1:8620形蒸気機関車58654号機が2024年3月24日を以て引退している

にちりん16号 指定券

 

佐伯から小倉までの、特急にちりん16号の指定券です。

 

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福岡・大分ごほうびきっぷの指定として取ったものです。

 

 

特急にちりん号は主に大分~南宮崎宮崎空港間を運転する列車ですが、1往復だけ小倉駅を発着とする列車が運転されています。

 

にちりん16号は、宮崎空港発小倉行きの列車です。

元々は「にちりんシーガイア24号」として博多駅まで運転していた列車を、2021年のダイヤ改正小倉駅を境に「にちりん」と「きらめき」に系統分割した際に登場しています。

 

787系4両編成で運転する、特急にちりん16号

使用車両は787系で、4両編成が使われます。

 

グリーン席と指定席は1号車だけとなっていて、残りの3両となる2号車から4号車は自由席車両となっています*1

 

 

始発駅の宮崎空港駅から途中の大分駅まではワンマン運転で、大分駅から終着駅の小倉駅までは車掌が乗務します。

 

大分以北の区間では、かつての特急有明を彷彿とさせる走りっぷりでした。

 

 

終点の小倉駅では、別のホームで佐賀行き特急かささぎ201号と接続しています。

*1:3号車には車椅子対応座席があり、その座席だけは指定席