岡山駅の懐鉄入場券です。
岡山駅では、「寝台特急瀬戸」と「特急いなば」の2種類が発売されていました*1。
瀬戸は東京駅発着の四国連絡夜行列車として使われていた愛称で、当初は急行でしたが、1972年に特急に格上げされてます。
当時の運転区間は東京~宇野間で、宇野では宇高連絡船に接続していました。
1988年の本四備讃線開通により、運転区間が東京~高松間に変更されています。
1998年には瀬戸が285系に置き換わる形で電車化され、列車愛称も「サンライズ瀬戸」に変更されて今に至っています。
いなばは、従来岡山~鳥取間を津山線・因美線経由で運転していた急行砂丘の代わりとして登場した列車です。経路は山陽本線・智頭急行線・因美線経由となっています。
当初はキハ181系で「いなば」として運転されていましたが、2003年にキハ187系に置き換えられると同時に列車愛称が「スーパーいなば」に変更されて今に至っています。