京都から博多までの、寝台特急あかつき号の乗車券と特急券の一葉券です。
寝台特急あかつき号はかつて京都と長崎を結んでいた夜行列車で、2000年までは佐世保発着を連結した上での単独運行、2000年から2005年までは京都〜門司間が寝台特急彗星*1と併結運転、2005年から廃止までは京都〜鳥栖間で寝台特急なは号と併結運転していました。
本来なら同じ日の同じ区間でB寝台ソロ個室を使う予定で切符まで購入していたのですが、どこかで乗車券ごと切符を失くしてしまい、乗車当日の京都駅で乗車券ごと買い直しました。
当時のお財布事情では流石にB寝台をまた買い直す程の財力はなく、寝台料金のかからない普通車指定席「レガートシート」で買い直しました。
この時利用したのは普通車指定席「レガートシート」です。
寝台券不要の普通車指定席扱いで、あかつき号の編成の京都側最後尾に連結されていました。塗装が一両だけ違うので異彩を放ってました。
座席は三列の独立シートです。夜行高速バスの車内レイアウトを列車に持ってきたみたいな感じの車内だったと記憶しています。京都寄りの一部座席が女性専用となっていました。
下手なグリーン席よりも座り心地がよく、寝るだけなら問題はなかったです。
レガートシート自体はあかつき号の他に、単独運転時代の寝台特急なは号にも連結されていました。こちらは京都～門司間であかつき号と併結運転するようになった頃になくなっています。
