会津若松から新潟までの、SLばんえつ物語のグリーン券です。
SLばんえつ物語は、新潟～会津若松間*1を磐越西線経由で結ぶ観光列車で、主に4月から11月の間の休日などに運転されています。
2013年の運転からは7号車がグリーン車に変更となっています。元々の車両は普通車でしたが、足回りはそのままに車体を新造して載せ換えたらしいです。
1ヶ月前10時の発売開始から程なく満席になったようで、サイバーステーションで見た限りだとずっと満席の表示が続いていました。
私はえきねっとの事前予約で取りました。これでも必ず取れるという保障はないのですが、遠方からの場合は下手に地元の駅窓口で10時打ちを頼むよりはマシなのかもしれません。こればかりは駅員氏の技量にかかりますので、ぶっちゃけ運次第です……。
グリーン車乗車時には、グリーン車専用の乗車証が配られます。
グリーン車のデッキには係員が立っており、客室内にはグリーン車の乗客以外は入れないようになっています。この乗車証を見せることにより客室内へと行き気が出来るので、通行手形のような役割も果たしています。
SLばんえつ物語は、蒸気機関車C57-180が専用の12系客車7両を牽引します。
うち、4号車は展望車、5号車はイベント車両、7号車はグリーン車となっています。4号車と5号車には指定が割り振られないため、実質の指定席は普通車が4両、グリーン車が1両となります。
過去にSL牽引のグリーン車は臨時では例がありますが、定期的に運転される列車だとこれが初だと思います。
グリーン車は3列シートになっていて、普通車に比べて定員が少ないです。これがグリーン車の取り難さに拍車をかけている感もありますが、首都圏を走ってる下手な4列グリーン車よりもずっと快適でした。
