山形から東京までの、新幹線つばさ76号の新幹線特急券です。
つばさは東京と山形・新庄を結ぶ新幹線列車で、福島〜新庄間は標準軌に改軌された在来線の奥羽本線に直通する所謂ミニ新幹線です。
在来線区間と新幹線区間を跨いで運転する列車のため、券面には「幹在特」の印字と在来線区間と新幹線区間の特急料金の内訳がそれぞれ書かれています。
座席番号が17号車となっています。17号車指定席は東北新幹線ではこまち号や盛岡以南のみを運転する一部のはやぶさ号で設定がありますが、つばさ号では通常自由席として使われる車両です。
一部の運転日で運転する臨時のつばさ号に関しては全車指定席で運転する列車が存在します。11号車から17号車まですべての車両が指定席となるので、その列車に関しては17号車の指定席が存在することになります。
実際に全車指定席で運転するつばさ76号の17号車に乗って山形から東京まで移動しました。
隣の16号車共々、通常は自由席で使われる車両なので駅や車内で何度も指定席車両だと注意喚起がなされていました。
つばさ号の自由席は混雑する傾向にあるそうですが、全車指定席のために自由席の利用客が存在せず、全区間通して空いていたと記憶しています。
なお、つばさ76号は全区間単独運転のため、福島駅でのやまびこ号との連結作業がありません。