紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

踊り子8号 B特急券(閑散期)

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大場から東京までの、特急踊り子8号の特急券です。

 

伊豆箱根鉄道大場駅で購入したもので、常備券で発券されています。券面右上には閑散期料金であるのを示す「B閑特」の印字があります。

2021年3月のダイヤ改正以前は伊豆箱根鉄道駿豆線区間では特急料金が発生しなかったので、料金はJR区間となる三島から計算されていました。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

以前、伊豆箱根鉄道駿豆線発の繁忙期料金の常備券を紹介していますが、今回は閑散期料金のものです。

 

東京~修善寺間を運転する特急踊り子号の場合、2021年3月ダイヤ改正以前の普通車指定席の特急料金は

  • 50kmまで 1,190円
  • 100kmまで 1,530円
  • 150kmまで 1,970円

となっていました。

これらはいずれも通常期料金となっていて、繁忙期だと通常期料金に+200円、逆に閑散期だと通常期料金から-200円という料金になります。

 

繁忙期は主にゴールデンウィーク、夏休み、年末年始、春休みの期間に設定されています、

逆に閑散期は6月・9月・11月・12月前半・1月後半・2月の主に土日祝日前日を除いた平日に設定されるようです。

なお、JR北海道の在来線とJR九州の在来線には繁忙期・閑散期料金がなく、全て通常期料金で統一されています。

また、2021年3月ダイヤ改正以降の特急踊り子号に関しても繁忙期・閑散期料金がなくなって、座席未指定を含めて通年で同じ料金となっています。

 

閑散期用の常備券は特定月の土日祝日前日を除いた平日にしか発売していなかったので、遠方からだと地味に入手難易度が高くなります。

 

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熱海駅で連結作業を行う185系特急踊り子

この時は羽田空港に向かうために品川駅まで利用しました。

修善寺駅発の特急踊り子8号は上の写真の左側の車両で、5両編成で運転されています。

 

熱海駅伊豆急下田から来た特急踊り子8号の10両編成と連結作業を行い、熱海から東京までは15両編成で運転していました。

この時は平日とだけあって、見物客はそこまで多くなかったと記憶しています。