下り列車の下松から大分までの区間は、乗車券と富士号の立席特急券があればB寝台車に乗車することができました。
寝台特急富士号は東京~大分間を運転していた寝台列車です。
かつては日豊本線経由で西鹿児島駅まで運転していましたが徐々に運転区間を短縮しています。末期は東京~熊本間を運転する寝台特急はやぶさ号と、東京~門司間で併結運転していました。
東京から下関までは直流電気機関車で運転し、下関で交直流電気機関車に付け替えます。*1
さらに隣の門司駅で交流電気機関車に付け替えて、熊本行きの寝台特急はやぶさを先に行かせ、その後に電気機関車を繋げて寝台特急富士号は門司駅を発車します。
こういったことがあるため、下関から小倉まで寝台特急富士を使うと40分かかりました。*2
上りだと客車列車同士の連結作業が複雑なのでさらに時間が掛かってたみたいです。