小倉から門司港・下関までの常備券タイプの往復乗車券です。
券面の真ん中にミシン目があり、販売時にミシン目上側の約4分の1を切り取った状態で渡されました。
この常備券タイプの往復乗車券は、毎年8月13日に門司と下関で行われる関門海峡花火大会のアクセスのために発売されているものです。券面に予め印字されたものが販売されています。
小倉駅からだと門司港と下関はどちらも運賃が同じなので、常備券では行き先を二つ併記してあります。
これにより、切符の口座を門司港と下関で分けずに済み、極端なパターンですが行きを小倉→門司港、帰りを下関→小倉といった使い方もできるようになっています*1。
関門海峡花火大会は多くの観覧客が訪れるのですが、私が行った時は行きの小倉駅の時点で既に改札内への入場規制がかかっていました。
常備券は自動改札に通せないので必然的に有人通路を通ることになるのですが、あまりの人数に臨時の有人改札を設けてもパンクしていたように見えました。
私は常備券タイプの往復乗車券は使わずに手元に残し、交通系ICカード乗車券を使って往復しました。